ダイヤパッシング運動って何??



免許更新の講習で初めて知りました。こんな運動をやっているとは……。
横断歩道を横断中の歩行者のために止まっている車は、対向車が来たら横断中である事を知らせるためにパッシングをしようと言う運動です。ダイヤってのは横断歩道の前にペイントされている(ことになっている)◇のことです。
しかし、これ、意味わからんとどうにもならないですね。




現実問題俺は今日まで知りませんでした。千葉在住なのに。免許の書き換えの講習では必ず告知しているんでしょうが、そのタイミングは3年か5年。広まるまでには10年はかかるでしょう。
それに、仮に千葉県内では共通ルールになったとしても他県から来たドライバーにはちんぷんかんぷん。パッシングの意味を取り違えてけんかになったりすることも十分あり得ます。
いろいろと思い悩んだ末にこういう運動を始めたのだろうとは思いますが……。


免許取り立ての頃にはいろいろな明文化されていない交通ルールを友だちから学びました。そしてそれをその後免許を取った後輩にも伝えました。
たとえば交差点で止まったときはライトを消すとか、たとえば高速道路で渋滞が始まる事を察知したときにはハザードを出すとか。後者はその後高速道路の看板でも指示されるようになりましたよね。ローカル?ルールとしてはずいぶん前からありましたけど。
難しいのはパッシングです。いろいろな意味がある。逆の意味のこともある。たとえば右折待ちしていて対向車がパッシングをしてきたら「行け」の意味なのか「来るな」の意味なのかわからず躊躇します。そこに対向車のスピードという別の情報を加味して判断する事になります。
夜だとわりと簡単で、ライトを消せば「行け」の意味になるんですけれどねぇ。


こういう、他者に自分の意志を伝える信号ってのは相手もその意味を知っているから使えるのでなかなか難しいですね。