もう10年、まだ10年。もう半年、まだ半年。

テレビのニュースなどでも耳にたこができるくらい同じ事件を繰り返し報じています。
10年が経ったんだ。そして半年が経ったんだ……。




どちらの事件も、地球、あるいは世界全体からみたら局所的なものだけれど、地球あるいは世界全体に大きな影響を与えました。半年しか経っていない事件の方はまだその全貌が見えていないからこの先どうなるかはわかりませんけれど……。


昨日、友人と飲みながら話していたのですが、あまりにもすごい事件って言うのは現実感が無いんですよね。
10年前の事件の時、「何でニュースの枠で映画をやっているんだろう」と思ったし、半年前の津波の映像や爆発の映像を見ても「すげーなぁ」としか思えなかった。もしかしたら人間が本能的に持っているらしい自分の心を守るためのスイッチが作動したのかも知れませんね。
虚構を現実として捉える危険性はほんとにあるのかどうかわからんけど時々思い出したように叫ばれますが、逆に現実を虚構としてしか捉えられなくなる危険性もあるんじゃないかなぁと思います。


なんにしても、10年前の事件についてだってうまいことまとまった感想を書けるわけでも無し、もちろん半年前の事件全体については語る言葉を持ち合わせていません。




もう10年、まだ10年。もう半年、まだ半年。