今年もまたぼーっと箱根駅伝をみてしまった

年末年始休暇の無駄遣い。でもやめられない。




箱根駅伝って往路と復路で一つのレースにはなっているけれど、単純に見る立場からは別の着眼点で見ているように思えますね。
往路は世界に冠たるクレイジーなロードレース。自転車レースならツールドフランスとかあるけれど、生身の人間が走ってこれをやるってのはねぇ。
なんて事を思っていたらWikipediaを見たら、箱根駅伝ってツールドフランスからの系譜をついているんですね。

箱根の山を走って登るというなかなか想像しがたい状況に、ものすごく練習を積んでいてかなりのレベルには達しているのは間違いないのですが、決してスーパーアスリートではない、そもそもこれから成長するであろう大学生たちが挑んでいくというところに魅力があるのかなぁと思います。


それに対して復路はどちらかというと順位に重きを置くレースなんでしょうね。勝利はともかくシード権争いというもう一つの戦いがあり、それが繰り上げスタートというシステムによって情報がないと楽しめなくなっているから興奮度が上がるのでしょう。そこにはプロモーションをする側の巧妙な仕掛けはあるんでしょうが、わかっていてもまんまとはまってしまう。


さらに、一部の人たちにとっては、自分たちの心のよりどころである出身校が活躍するかどうかという楽しみがあります。私の出身校は最近そこそこ上位に来るようになったのでそう言う楽しみも増えました。まぁ優勝争いにもシード権争いにも絡まなくなっちゃったのでそれだけを楽しみに見ると言う事はできませんが。


しかしまぁ、具合が悪くなってしまった東農大のランナーですら小田原から箱根町まで2時間を切ったタイムで登り切っちゃうんですよね。すごい世界だなぁ。