桂ひなぎくと中川かのん

昨日は3月3日。ひな祭り。んでひな祭り祭り。ネットではヒナギクさんがらみの各種企画が催されていました。
その中には、中川かのん組み合わせた絵もありました。
面白いですねぇ。俺にとってのそういう企画の原体験はルパン対ホームズですねぇ。




別の作者による別の作品、それぞれの作品がそれぞれの時空の中で別々に進んでいるのにも関わらず、それぞれの作品のキャラクターだけが競演するってのはよく考えてみるととても不思議です。
この2人、同じ雑誌で連載されている漫画の登場人物であること、誕生日が3月3日であること、キャラクターデザイン上での髪の色がピンクであることっていう共通点はありますけれど、それぞれ、互いの作品の中で同じような役割を持つキャラクターがいるにも関わらず、いや、逆に同じような役割を持つキャラクターがいるからかもしれないですが、並んでいても違和感があまりないです。


ヒナギクは出てきた時からメインサブヒロインみたいな位置づけだったけど、当時俺はヒロイン交代だと勝手に思いましたからねぇ(笑)、かのんはとりあえずは単発のゲストヒロインだったのがアニメで人気になったっていう印象なので立場が全然違う。
そして、神のみぞ知るセカイヒナギク的なポジションにいるのはハクアだし、ハヤテのごとく!でかのん的なポジションにいるのはルカですよね。ルカについてはそれだけで1本書けるだけの材料はあるのですがまぁ今日はおいておこう。それはそれとして、もし仮にルカのポジションにかのんを置いたらしっくりこないし、ハクアのポジションにヒナギクがいてもなんじゃこりゃと思ってしまうんだろうなぁ。
なのに、この2人の組み合わせだとすんなり受け入れられる。


商売的には売りやすい組み合わせでしょうね(笑)。


別作品のキャラクターを共存させるという試みは至る所で行われていますけれど、作中作という形ではなく、その作品の時空の中で登場させるのはなかなか難しいことです。読者としては納得いかないことが多い。
アイドルって言う設定はそれが比較的やりやすいのかもしれません。現実にいるのだけれど架空に近いのがアイドルって言う存在ですからね。