ハヤテのごとく!359話「今でも将来どんな大人になるか迷う」感想 才能を引き出す才能 才能を見いだす才能

ハヤテ感想は何とか毎週書いていますがもしかしたらとぎれるかも知れないなぁと危惧している今日この頃です。生活の基盤は東京千葉にあるのにすっかり北の国がデフォルトの人になっちゃってるからね。



ポイント

サブタイトル

大丈夫。おれも今でも迷いっぱなし。孔子という偉人ですら40までは惑っていたのだから一般人は一生惑っていて当然。ちなみに論語は読んだ事がない。

進路

多くのマンガではサラッと流されたり短期間で集中して描かれることがあるけれど、現実には継続して大きな壁となる問題ですが、この漫画だと短期間にその問題に決着をつけるのではなくて、流れの中で徐々に徐々に描いていくのかなぁと予想しています。
そう言う漫画だとおれは思うので……

西沢歩と瀬戸美海

ハヤテ本編にも瀬戸美海は出てくるのだろうか?出てくるんじゃないかなぁ。畑健二郎さんなら出すように思えます。

出てきましたねぇ。後ろ姿だけど。

そして、この場面はライフセイバーズにつながります。
西沢さんと美海は知り合いなんだろうか?モノローグでの言い回しでは不明です。美海の相方である宗谷のつながりで知っている方が自然かなぁと思いますけれどね。

広がる妄想

しかし不幸。さすが不幸と貧乏の第一人者ハヤテ。女の子の淡くて切なく甘い妄想ですらこの通りです。

一生貧乏でいて!!

それでもこれはきついwwwww

あきらめ

これもきつい。そうだよねぇ。冷静に考えると自分が誇るべき所って無いんだよねぇ。

きっかけ

そうか。西沢さんはきっかけを与える事が出来るのか。

養鶏家

サンデーと言えば農業!
ってわけでもないでしょうけれど、最終ページの柱のセンスは好きだ。

まとめ

記事サブタイトルにもしたのですが……。
才能を引き出す才能とか才能を見いだす才能ってのはすごいなぁと思います。自分にその才能があるかはわからないけれど、それを見いだせるようには心がけています。
他人の足りない所を指摘するのはわりと簡単です。しかし、他人の本当に優れている所を、それが顕在化する前に見いだすってのは本当に難しい。「あの人、今あんなことしているんだ!!」ってことが多いですね。昔仲良く遊んでいたのに全然気づいてなかったんですよねぇ。
おれの場合はたぶんラッキーでして、社会に出たそうそうに「お前は一生この業界で飯を食っていけ。絶対食ってけるから。」と言ってくれた人がいて、寄り道はしたけれど今でもその通り食って行けてます。いや、たぶん逆だな。その言葉があったから自分を信じて無理矢理食ってるんだろうなぁ。なんにしてもやる気を引き出す事は大事だし難しい。やる気を失わさせる事はわりと簡単……。


ライフセイバーズで描かれている場面がハヤテでも別アングルで描かれました。もうすぐ夏休みなんですよね。あのメンバーがこの漫画にも出てくるのかなぁ。出てくるとしたらどういう立場で出てくるのかなぁ。ハヤテと西沢さんとはすでにつながりがあるけれど、他のメンバーともつながっていくのかなぁ。楽しみですねぇ。


最後に。西沢さんによって引き出されたナギのストーリー。面白そうですね。面白いけれどちょっと泣けるって感じだろうな。
畑健二郎さんってそういう短いプロットを作るのに長けていると思うんですよね。作中作はもちろんのこと、結局はこのハヤテのごとく!という漫画はショートストーリーが無数に組み合わさっているんですから。と、今になれば言えるしわかってもらえるけれど、それがわかるまではほんとに苦しかったけれどほんとに楽しかったなぁ。濃密な1年半だったなぁ。
これからもたくさんの物語がこの漫画の時空を舞台にして描かれると思います。その中にはおれ好みの話もあればそうではない話もあるでしょう。
それら全部ひっくるめてハヤテのごとく!という漫画です。何年後になるのかわからないけれど、この物語が完結した時、再度最初から読むのが待ち遠しくてたまりません。
きっと最初に読んだ時と全然違う感想を持つんでしょうねぇ。


今週は割と長く書きました。明日は早起きなのでもう寝ます。おやすみなさい。




私がこの漫画にこれほどまでこだわっている理由とその説明です。