ハヤテのごとく!362話「イルカの飛んだ日」感想 フォーマットは守らないためにある

厳密にいうと破ってはないけどなぁ。ってことに読み返して気づいた。
明日はコミックスの発売日だけれどきっと買えない。すくなくとも本屋では買えない。コンビニで買えるかどうか。
本屋行きたい。




主人公が出てこない話は初めてだなぁと思ったけれど、ちょろっと出ていることは出てるんですよね、たぶん。自宅じゃないので確認はできないけど、たぶん。


いずれはそういう話もあるのかなぁと思ったけれど、ルカメインの話でそうなるとは思わなかったです。マリアさんとかヒナギクがメインの話なんだろうなぁと思ってましたけど意外ですね。まぁ出てるけどね。


今週の話、これはこれで一つの物語。ルカの物語ですよね。かつて、ヒナギクを「遅れてきたヒロイン」と書いたけれど、ルカや、その前に出てきたアテネなんかは遅れてきたっていうレベルではないです。すっかり作中の人間関係が出来上がったところに出現した新キャラですもんね。この漫画は当初予定していたキャラクターとテコ入れや思いつきで投入されたキャラクターとの区別がつきません。
背後に物語を抱えているキャラであっても、登場までに伏線が張られているとは限らないし、あたかも伏線が張られているように見えても、そのキャラが出てくるきっかけは作者の思いつきである可能性も否定できません。
結局作者の言葉に頼るしかないのですが、創作者ってのは嘘をつくこともあるし、その嘘も含めて楽しまなきゃならないものだと思うので、読者それぞれの抱いた感想がすべてなんでしょうね。


マネージャーさんに「秘密」がばれてしまったルカですが、劇場版の映画によると、少なくとも夏休み終盤まではナギとの友人関係が続いていることは予約されています。
もう一つの姿を捨てた状況でもその関係が続いているのか、あるいは一つの夢は捨ててもナギやハルさん、そしてハヤテとの友情は続いているのか……。


先を明かされているからこそ余計わからなくなっちゃうんですよねぇ。