あまちゃんと中川かのんと富豪刑事

毎日見ていたわけでは無いけれど再放送を頻繁にやっているので月に数回は見ていた朝の連続テレビ小説あまちゃん」が終わりました。
最終回はなんとなく見ていました。よくできてるなぁと。


ずっとみていたわけじゃないからあらすじもネットでみたり話に聞いたりしているだけなんですが、完全な完結という終わり方じゃなくてこのあともずっと続く、ネガティブな言葉を使えば消化不良の終わり方をするあたりがいいですね。
多くの人が何年も覚えているドラマになるかはわからないけれど年末くらいまでは話題に上るドラマにはなるでしょう。それに、春夏の甲子園ではあの曲が定番になったりしたら、ルパンやヤマトみたいなことにもなるかもしれないです(笑)


あのドラマにもいろいろと思うところはあって飲みに行った時にしゃべったりはしているんですが、今日は表題の件を書いてみようと思います。


タイトルでは3つ並べましたけれどきっと他にもそういうのはあります。何がいいたいかというと、本来はネタになるべき劇中歌や設定に無駄と思えるほどの力を入れることによってその作品自体の魅力が上がるんだなと改めて思ったんですよね。
富豪刑事の原作で、犯人を罠にはめるために架空の企業を作るのですが、本物になるかもしれない新技術を携えた本物の技術者と本物の営業、そしてベテランの経理をそろえてしまうんですよね。騙すだけなのに本物をそろえられたら騙される方はたまらないわけで……。
アイドルっぽさだけを出すのならもっと簡単にできたと思うけれど、それでは本編自体もうそ臭く思えてしまうんだろうな。
実質最後を〆た歌はネタとしか思えない部分が伏線だったのかなぁと思わせてみたり、すごく作りこまれていたなと感じております。
NHK様だからできたという話も聞きますがね……


表題と関係ないことも一言だけ。


あまちゃんて4コマ漫画っぽいなと思ったんです。
毎回見る必要は無い。毎回見ればもちろん面白いけれど、ある日15分見ただけでもそこそこ面白いしそれはそれで完結していることも多くてその時は尾を引かない。ところが後でまた触れる機会があるとなんとなく気になる。
朝ドラにぴったり。
あの時間のドラマって視聴習慣が仮にあっても、じっくりかじりついて見るってよりも何かをしながら見ることの方が多いと思うんですよ。テレビはついていても見ていないことも多いはず。
そういう時間帯には、がちがちのストーリーを持つ作品よりもこういう4コマ漫画的な作品の方があっているのかもしれないなぁとやられてみて初めて気づきました。




久しぶりですが相変わらずグダグタな日記です。次はいつ書くのかな。明日かな。1年後かな?それともこれで終わりかな?
自分でもわかりません。