ハヤテのごとく! 第466話感想「崩壊の時」10年

10年。
連載開始から10年経ってやっとそれっぽい物語の終了条件が提示されました。




久しぶりに感想を書きます。


10年。
くどいけれど10年ですよ10年。


この漫画では珍しく登場人物と読者が一緒に驚くことができましたが、それを告げたアテネや、もしかしたら他の人、たとえば伊澄なんかにとっては自明のことだったりするのかもしれません。
アニメに先行して出てきた黒椿が登場し、ロイヤルガーデンが崩壊するという新しい情報が提示され、物語は新局面に入るのかなと思いますが、きっとこの漫画のことだから、そんなこととは関係がない、あるいは一見関係がないように見えるぬるい出来事も同時並行で起こるのでしょう。


今週の話だって相変わらずで、ナギはアニメ見て涙ぐんでるし、全く描かれてないのにハヤテは血まみれになってるし描く場面の優先順位が違うことによるおもしろさっていうのは好き嫌いあるでしょうけれど好きな人にはたまらないです。


伊澄はなぜロイヤルガーデンへの道しるべである王玉を破壊するのか?アテネのいう最終局面とはいったいなんなのか?そういう興味はもちろんあって、作者の言葉を信じる限りそれこそが物語のエンディングに直結する話なんだろうなぁとは思うのですが、そう決めてかかることができないのもまたこの漫画なので……
アテネヒナギクがメインヒロインならそれで納得なんですよ。アテネは今週の話からもわかるようにそっちの話ではメインキャラで、ヒナギクは白皇時計塔というこれまた一つのロイヤルガーデンの道しるべに常駐しているわけでね。
ナギとマリアさんなんですよね。
特にマリアさんがわからない。
今のところロイヤルガーデンの話には絡んできていないからこれから何かがあるんだろうなと。


物語の最後の見せ場はロイヤルガーデン崩壊なんでしょうか?それともそれだって途中のイベントでその後に真の大団円が訪れるのでしょうか?
そして、それが読めるのはいったい何年先なんでしょうか?