TRPG論にまつわる誤解

初出から1週間経ちました。
tanabeebanatの日記 2008/4/19 『ハヤテのごとく!』はテーブルトークRPGである


かつて無いほど多くの方から、それも、普段交流をしていないサイトの方からも反応をいただけて嬉しい限りです。
2008/4/19 黒いネタ手帳 そう見えるのかもしれないが・・・
2008/4/20 黒いネタ手帳 色々と考えてみたんだが・・・・
2008/4/20 ヒナギクさんちの晩ご飯 無作為と言う名のリアリティ
2008/4/20 colorless無色の日記 ハヤテはギャルゲ?TRPG?
2008/4/21 真・踊り子の雑記 【ハヤテのごとく!】2D6とレーティング表でフラグやルートが決まるとかどうだろ……【先週末のハヤテブログ界隈についてつらつらと書いてみる】
2008/4/22 そして僕たちは西へ向かった ハヤテのごとく!は将棋だ!
2008/4/23 ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む ハヤテはTRPG? 日常を切り出す群像劇
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把握していないだけで他にもたくさん言及して下さったサイトがあるかも知れません。リストアップは明日はきっと。を参考にさせて頂きました。


当初ちょっといらっと来たのですよ。なんでかというと、こういう方向の話をするつもりではなかったからなんですね。でも大人なので一応自分でもう一度読み返してみた。


すいません。俺が悪いです。

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筒井康隆著『巨船ベラス・レトラス』その1 本当の著作権侵害

巨船ベラス・レトラス

巨船ベラス・レトラス

今日から不定期にこの本の感想を書いていきます。読んだ方はわかると思いますが、まぁこの小説はいろんな要素がてんこ盛りでして、一つの文章で感想を述べることは私の力量では無理ですね。
切込隊長BLOG(ブログ) 筒井康隆『巨船ベラス・レトラス』(文藝春秋社)
こちらの記事では、内容的な問題によって書評が出てこないというような感想をお持ちのようですが、むしろ、一見わかりやすそうに見えるこの作品が持つ多様性が書評の発生を拒んでいるのかなと私は思いました。
まず、1回目ということで、変化球で攻めてみましょう。
表題の通りです。小説というフィクションの中で描かれた現実の「事件」についての感想を書いてみます。

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