『新世紀エヴァンゲリオン』TV版のエンディング解釈その1

今日の記事はちょっと読者にやさしくない記事だと思えます。ある前提がないとわかってもらえないんじゃないかなぁと思えてならないです。そのことについては途中で触れます。
ロボットとしての「エヴァンゲリオン」についてとか、登場人物相互の関係については前に触れているので特に書きません。「新世紀エヴァンゲリオン」というタグを付けたので掘り起こしてください。どれもこれもこのサイトとしては(笑)短い感想ばかりです。


これまでの感想に「初めて見た」ってつけていたように、俺はこのアニメ初めて見たんですよ。面白かった。どのくらい面白かったかというと、アニメが苦手な俺が26話全部見るくらい面白かった。
でも、予備知識はあったんですよね。友人たちから聞いていた。「最後の2話がすごいぞ」と。で、昨日実際みてみました。確かにこれはすごい。常識から考えるとありえないです。




まず、結論から書きましょうか。


新世紀エヴァンゲリオン』TV版のエンディングは、主人公のハッピーエンドを描くと同時に物語としてのバッドエンドを描いているという解釈ができます。


さて、その解釈に至る過程でどうしても触れなければいけないことがあります。なんかねぇ、昨日釈然としない思いで見ていたんですよ。初めて見るはずなのになんか知っているような気がする。で、今日ふとそれに思い至ったんですよ。

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