あの事故のこと

暑いっすね。暖房器具と冷房器具が共存する今日この頃です。
今日はあの事故について書きます。


月並みに言えばショックでした。信じられないし信じたくない
事故です。三河島事故のことを話にきいてたけど、それに匹敵
する事故が21世紀に起こってしまった。あの日の帰りは電車
乗るのが怖かった・・・
時間がかかることとは思いますが徹底的に原因を究明して事故
の確率を今以上に下げるように対策を取って欲しいと切に願い
ます。


さて、事故の原因より責任者探しに終始している人たちがいる
ような気がします。
一つは警察。こちらはそれが仕事なんでどんどんやってくださ
い。原因究明よりもスピードが求められているので大変と思い
ます。
もう一つはマスコミ。いい加減やめてください。あなた達にで
きること、あなた達にしかできないことがほかにあるはずです。


そう思っているのは俺だけじゃないんだなと、日経BPのこの記事
を読んで少し安心しました。

どうでもいい話なんですが、ある日の新聞だったかニュースサ
イトだったかに「接続時間が2分」という記事がありました。
てっきり「2分も余裕があったのにどうしてあの運転手は・・」
という記事かと思ったら「2分しか取っていない」という内容
でびっくり。


あんたら電車乗ったことあんの???????


2分もあったら駅がどんな構造でも大概乗り換えられるし、止
まっている方の電車の乗客はいらいらするよ。
いちゃもんつけるためだけに貴重な紙面をお馬鹿な話で埋めな
いで欲しい。
と、お馬鹿な文章を書いてしまった。恥ずかしい・・・


居眠り運転の新幹線が駅の停車位置の手前にぴたりと止まった
という驚愕のできごとがあったように、日本の鉄道システムの
安全性はほかの交通機関に劣ることは決してないと思います。


これからは「人間がシステムの補助をする」という考え方で、
自動運転をする路線が増えて行くのでしょう。
※自動運転している路線も定期的に手動運転をするという話で
 すが、鉄道会社の公式サイトでの記述がみつかりませんでし
 た。
ただ、自動運転システムを導入するにはお金がかかります。そ
のためには現状通り「システムが人間の補助をする」方法をと
り、運用でカバーしていくしか有りません。


今回の事故を契機により安全なシステムの導入が義務づけられ
そうですがそのあおりで経営難に陥る鉄道会社が発生するかも
しれません。導入できずに廃線となるようなところも出てこな
いとは限りません。
そういうところでは
・極々まれなケースでの安全性をとるか
・人間を信頼し現状のシステムで運行を続けるか
の選択を利用者がするのが理想なのではないかと思います。


とりとめのない話になってしまいましたが、最後に・・・


今回亡くなられた方、また遺族の方はもしかしたら自分だった
かもしれない。
残された我々はちょっとだけ運がよかっただけだ。