日曜も早起き

筋肉痛です。。。
タイヤ交換の影響でしょう。翌日に出るって事はまだ若いのか(笑)こんな状態でスキーに行ったらからだぼろぼろになりそうな悪寒・・・
うーん。ストレッチくらいはしなきゃな。


昨日は赤坂を離れ見附で飲みました。って離れてないじゃん。駅前のワタミの上のいっこん。土日も遅くまでやっている大人向けの店。赤坂では意外と貴重です。例によって車だったんで飲みませんでしたが、焼酎と日本酒がそろっています。あとはビールがアサヒでなければ言うことなし。我々の序列ではサッポロ>キリン>サントリー>アサヒなもので。


いつものようにいろいろな話をしたわけですが、その中で出たのは音楽はもうすでに袋小路に入っているんじゃないかってはなし。
おれ、全然詳しくないんですよね。だからそれがどういうことなのかわからんのですけど。高校生からロックやってる先輩が、クラシックからロックそして今はヒップポップ、どれも結局初期に戻っていると。で、今のアメリカの最新ヒップポップは河内音頭にしか聞こえないと。なるほどそういうものなのか。
音楽に限らず、新しいジャンルが生まれてもそのオリジナルを超えるのは大変なんだろうなと思った次第です。ほんとにすごいものってのは既成の価値観からは生まれないのかなと。しかしまぁ、ほぼ毎週同じメンバーで飲んでいるのによくも話題がつきないものです。それぞれが別の仕事、別の趣味を持っているからなんだろうな。うーん、、、他のメンバーに比べるとおれは無趣味といっても過言ではないかも。こんなことでいいのかな??
追記:今日は寒いです。暖房入れてても・・・雪降りそうな雲行きだし。明日仕事かぁ・・・


で、今日は本と漫画の感想と物語論を書きます。ちょっと長いかも。ってことは5000文字超えるのか??(笑)


追記:ハヤテのごとく! 4 (少年サンデーコミックス)と一緒に買った本を読み終わりました。

うーん。プロジェクトX(笑)
おもしろかったです。中島飛行機って今で言うベンチャーだったんだなぁ。スゲー会社もあったもんだ。まぁいろいろあったんでしょうけど。。。今日は一日中本読んでたなぁ。
R.P.G. (集英社文庫)

R.P.G. (集英社文庫)

宮部みゆき作品はあんま読んでなかったです。レベル7(セブン) (新潮文庫)火車 (新潮文庫)魔術はささやく (新潮文庫)くらいかな?覚えがあるのは。いずれも読んだのはかなり昔の話。大極宮のなかで読んでいるのは極だけです。
ネットで評判見て「後味が悪い」とあったんですが、別にそんなこともなく普通に楽しみました。まっ、確かに氏の作品は読後にすかっとしたっていう印象はないです。大して読んでないのでえらそーなことはいっちゃいけないんだけど、どちらかというと松本清張氏以来の社会派の系譜を感じているんですよね。
後書きで作者自身もかいてらっしゃいますが、推理小説としては柱が細いかなと。とはいえ、昔の社会は推理はこんなものだったと思います。今は読んでいないトラベルミステリ系とか。あっ、たぶんトラベルミステリの発祥となったであろう終着駅(ターミナル)殺人事件 (光文社文庫)はいいっすよ。面白い。まさかその後何十年も十津川警部が活躍するとは思ってなかったですが(笑)
まぁここにタイトルを書くって言うことは気に入ったって事です・・・


次に漫画二つ。いずれもまだ一度二度しか読んでないので暫定の感想になるかもしれません。


よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))

よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))

▽架空の杜△につっこみを頂いた際に引き合いに出されていた漫画です。ネットでいろいろ見てこれを選びました。
四巻までしか出て無かったので書泉で大人買い
面白かったです。普通の生活を送っている家族と外界からの侵入者の交流。隠された設定もいろいろありそうだし。PEH01404 さんは「夏休みが終わると世界が崩壊する」と書かれていますが実際どうなるんでしょうか???
なんとなくね、よつばと!にはとなりのととろと同じような印象を持ちました。よつばちゃん視点だと。今もまだ連載継続中なんですよね。次の巻出たら買うかも。


まほらば 1 (ガンガンWINGコミックス)

まほらば 1 (ガンガンWINGコミックス)

ひらがな四文字ははやりなんでしょうか??いまいち区別がつきません(笑)ハヤテ以上に買いづらい表紙ですがすんなり買えたおれはもう麻痺してしまったいるのでしょうか??それとも書泉の魔力か。
とりあえず3巻まで買いました。これもネットで見て俺の趣味に合いそうだったので選びました。
面白いですね。これも。俺の知ってる世界を使って思いっきり誤解を招くような言い方するとめぞん一刻+ビリーミリガン
24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)

24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)

まだ3巻までしか読んでいないので何とも言えないですが、萌え+ラブコメ+分裂、ストーリー興味深いです。分裂については七日目で書いた「萌え」の細分化という側面とも密接に絡み合っているように思えます。
登場人物は色の名前を持っていますが、数字の名前を持つめぞん一刻(さらには筒井康隆の「死に方」がオリジナルだと思われ)からの発想かな?
ビリーミリガンはそもそもノンフィクションだし、分裂した一部の人格が凶暴で罪を犯すわけで全然違うのですが、この先分裂した人格の統合が始まるとすると、それを漫画でどう描くのか・・・「教師」のような人格が現れるのか、梢ちゃんに統合されていくのか・・・
冒頭で上野駅の描写、土浦行きの白電(とかつて地元沿線では呼ばれていた)が止まっています。土浦までは三時間もかかりません。かかるとすると日立より先いわき(平)の方までいかないと。常磐線は足早いですから。たぶんいわき発が折り返しで土浦行きになってるんだな。思わず突っ込み。大人げない。
普通の生活を送っていた主人公が異常な環境に放り込まれるっていう類型に、アパート物っていうのは非常にあってるんですね。めぞん一刻はもとより、マカロニほうれん荘もそう。この漫画が連載されている雑誌の主な購買層をしらないんですが、子供にとってはアパートで一人暮らしって微妙にあこがれだったりするし。
異常な住民のペースに巻き込まれ主人公もだんだんと異常さを身につけていくようになるんでしょうか。梢ちゃん本体はアパート住民に比較すると異常さが無く、分裂すると異常さが際だつという設定はなかなか秀逸かもしれません。梢ちゃん本人は他の住民とは距離を置くことが自然に出来る。漫画の中で他の登場人物とは違う独自の世界を築けるわけです。
「ニパ」が畑健二郎さんオリジナルでないことを知ったのは収穫です。
来週あたり続きを買ってみようかと思ってます。
まっ、それはともかく「まほらば」というタイトルにはどういう意味がこめられているのかわかりません(笑)




昨日今日で読んだ三作、テーマは疑似家族でした。ネットで見たら今の漫画やゲームの世界では疑似家族ものってのがごく普通に存在しているようなのでちょっと興味を持ちました。俺自身のプライベートでもそうだけど、現代の日本では家族って物が希薄化していますから家族へのあこがれってのはあるんですかね。
別の作品なので当たり前のことですが、どれもハヤテのごとく!とは違いますね。疑似家族のあり方も。
今回の三作品のなかで最も物語性を強く感じたのはまほらばです。登場人物それぞれの背景とか先の展開とか楽しみが多いです。さらに三巻の最初の話とか。立ち止まっていたいけど立ち止まれない。
この先他の作品も勉強するかもしれません。でも、それぞれのファンの方には大変申し訳ないですが、あくまでもハヤテのごとく!の評価を自分の中で固めるために読むのであまり深くは読んでないかもしれないと思ってください。勉強していく中でもしかすると初日に書いた

現在の漫画の水準は僕が思っている以上に高く、この程度の物語性はどの作品も普通に備えている。

という結論に達する可能性もありますね。




最後に予告した物語論。たぶん今日と来週でおわりになります。連載が無くなったら日記書かなくなっちゃうかな??
その前に一度アップロードしとこう。消えるとへこむから。。