今週は難しかった第69話

サーチエンジンの加減とかでうっかりここに来てしまった方のために書きますと、私はハヤテのごとく!という漫画を非常に高く評価しています。かなり気が早いですが今世紀を代表するフィクションになると確信しています。なんでそんなに入れ込むのかというのが気になったら目次サイトからたどってみてください。
最強の物語 ハヤテのごとく!
今週から各話感想は即日更新を目指します。
水曜日には他のサイトなどを見る前の素の感想を原則ポイントを絞って書いて、木曜日に他のサイトを踏まえた感想を書いていることが多いです。


えっと、、、まず先週の落ち穂拾いから。
先週の二日目感想に書いたバックステージの件。

ラスト10ページが三通りありました。

ラスト10ページなんですよ。
むしろ最初の6ページだろうと・・・
バレンタイン話もう一話書くより最初の6ページの大いなる助走*1的な話が大事だって事なんだよな。
前6ページで悩むって言うならまぁ一休みかなと思うんだけど、後ろで悩んだって言うのがねぇ。


では今週の感想
ポイントが難しい!というかない!
無理矢理ひねり出した感が今までで最高です。

  • デザインされた展開か否か

七日目をはじめとして、いろいろなところで書いていますが、ハヤテのごとく!という作品はあらかじめかなり細部に至るまでデザインされていると思っています。
それを踏まえて考えると・・・
今回の話は、、、うーん、、、、
こういう設定だったのか、ふと思いついたのか微妙だ。俺の書いていることが正しいのならもともとこういうデザインだったか、今週一回っきりの話だと思うんだけど。
でも一回っきりの話で登場人物同士の出逢いを書くとは思えないんだよね。緻密だから。難しいなぁ。
牧村さんと桂先生のコンビはなかなかいけています。
方や「天才だけどおバカ」、方や「大バカだけどある意味天才的」という対称的なキャラクターです。そして二人ともこの作品で数少ない大人!大人がこんなで、子供達がしっかりしていていいのかという話はありますけど。。。


それはともかく、気になったのが牧村さんが出した抜き打ち試験の科目です。「全問正解」と「計算ミス」はわかる。数学でしょ?
でも、「基本はできてる長文」ってなんだーーーー!!!
数学と小論文の複数教科?でも小論文で基本ができてるってなに??元ネタどこだ。意味がわからねぇぞ!!!
ぜぇぜぇ

  • 年上がお好き?

気を取り直して・・・
回想で一コマだけ出ているマリアさんの話でひっぱります(笑)
マリアエンド希望している方にはいい展開でしょうが、バレンタイン話の展開を考えると、ハヤテ君はマリアさんに「あこがれている」だけで「恋している」わけではなさそうです。マリアさんもハヤテ君を「意識しそうになっている」だけで、決して「恋している」わけじゃありません。ここで相思相愛になったらぐたぐたのまま連載が終わっちゃいますからね(笑)
おぢさんくさい言い方すると、お互いに「異性として意識しはじめた」ってところでしょうね。いや、ハヤテ君は冒頭から意識していたんでお互いって言うのはおかしいかな?
まぁハヤテ君切り口のラブコメとして考えると、西沢さんが唯一スタートを切っているという事実に変わりはないですね。ナギちゃんがスタートを切れるのはいったいいつになるのやら。




にしても連載順が・・・打ち切りだったらもうちょっと展開が変わってくると思うのでそれはないとは思いますが・・・


それはそうとなんかサンデー「妖怪物」がやたら多いような気がするのは気のせいかなぁ。。。
はやりとはいえ、なんか微妙です。


明日は書けるかわからないけど感想一日目はこんなところで。。
おやすみなさい。

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*1:未読の方にはわけわからんでしょうが、筒井康隆氏の小説で映画にもなっています。文学賞が舞台の復讐話といえばネタバレにはならないかな?作者本人がモデルというか自分の願望を書いたという噂のある本です。「人生経験が・・・」でニヤリとしたかたにはおすすめです。大いなる助走 (文春文庫)