構造的な欠陥

表題の件は最後の方で・・・


まずはバックステージ。物語の日付が明らかになりました。まめだなぁ。別に隠していてもいいのに・・・まぁ隠す必要はないんだけどさぁ。
意外と時間が経っていないですね。

漫画内時間が急速に春に向かっていってしまうので

By Vol.64
じゃなかったんかい!!
まぁ一日一話というのは今までの流れでは早いほうか(笑)


咲夜ちゃんはやっぱり学校帰り。東京なのか??よくわからん。そのあたりが。


それはともかく今回のバックステージのポイントは

とりあえず白皇の制服も漫画内の新学期から変えようかと思っているので

いえ、どういう制服がかわいいとかそういうオヤジ目線の話ではなくて(オヤジだけど)新学期までは連載を続けられる保証があるって事じゃないですか?これ??
初期から考えるとえらく余裕の発言です(笑)この作品の場合4/1を迎えるのは二年後だったりするかも知れないからねぇ。
そして、新学期までの間には畑さんの想い描いているエンディングはないということです。まぁそりゃそうだ。だってそういう話だから(と一人で納得してみる)。
個人的にはブレザーでもいいですよ。別に。ハヤテ君が着せられてもセーラー服よりは違和感ないしね。あっ、そういう遊びができなくなるって事?
咲夜ちゃんは普段キャラに似合わず女の子女の子したかっこうなのでブレザーの方が良いかも知れないですね。こんな所に書かずにファンレター送れって気もするけど、こういう内容ではさすがにいい年して恥ずかしい(笑)


本編の感想を少しだけ。
この作品ではデザインされていない登場人物は極端に少ないと読んでいるんですが、鯉の妖精はどうなんでしょうかね?さすがにこの先もちょくちょく出てくることはないだろうなぁ。と思っているとやられちゃうんだけど。
今回の話はギャグ漫画として読んで結構行けてます。知っているネタが比較的多かったってのもありますけど。AA顔の妖怪はなかなかいい感じ。こいつらも今回だけのキャラだろうな・・・きっと


では、表題の件について。
四、五回は書いている話のような気もしているんだけど・・・
ハヤテのごとく!には構造的に致命的欠陥があると思っています。それは、強固な物語なのにギャグ漫画という要素を取り入れたところです。
と書いてふと思ったんだけど、ギャグ漫画とコメディ漫画との線引きってどこなんだろう??今のサンデーで俺がギャグ漫画と認識しているのはページ数の少ないいくつかの漫画とハヤテかな?絶対可憐チルドレンはコメディ。あいこらは微妙だ。。ギャグなのかもなぁ。ギャグといってもいいなぁ。
そんなところから線引きを想像して欲しいんですが・・というのは不親切ですね(笑)ギャグ漫画ってのは「お約束」でできている漫画なんじゃないかなという話です。たとえば「さよなら絶望先生」は俺にとっては完全無欠のギャグ漫画です。ほんと最近では珍しいくらいのギャグ漫画。ジャンプ読んでないからジャンプにはたくさんあるのかも知れないけど。


話がそれました・・・


で、いいたいのは、ギャグ漫画って登場人物の「意図的な」変化と相性が悪いんですよね。自然に特徴付けがされていくとうまく行くけどそうでないとなかなかうまくいかない。行き詰まる。
行き詰まっている作品ではないですが、例えばめぞん一刻。最初のうちはギャグもかなりちりばめられていたけれど、後半になるとどんどんシリアスになっています。
逆にうる星やつら。34巻の最後までお約束を貫いています。


そもそも俺がハヤテの単行本を買おうと思ったのはハムスターのギャグが気に入って「寝付けないときにちょこっと読める面白い漫画だったらいいなぁ」と思ったからで、まさか寝る前に読むと眠れなくなるような作品だとは夢にも思ってなかったです。
で、思ったんですよ。


畑健二郎さんはやたらと無茶なことをやろうとしているなと。


その頃はまだ、この作品の真の力に気づいてなかったんで「お手並み拝見」とかいう描けもしないくせに偉そうな気分があったことは否定できませんね。とにかく今までの作品と次元が違う物語性と言うところをあえて無視しても、漫画として面白いことをやろうとしているというところは評価してあげなきゃいかんでしょう<偉そうだなぁ・・・俺


誤解の内容に書き添えますけど、一般的に物語とギャグどちらが上とかそういうことはないと思っています。自分の好みというファクターが大きいですが、物語の中に上下はあるしギャグの中に上下はあるけど物語とギャグは比較不能。マカロニほうれん草と頭文字Dのどちらがすばらしい作品か論じるような物ですから。
ハヤテのごとく!の場合は、偉そうに言うと今はまだギャグ漫画としては「俺の好みの一つ」という感じです。でも物語としては先ほども書いたように別次元の存在です。
その物語を完成させるためには普通に考えれば「ギャグ漫画」という要素は邪魔になります。しかし、この作品の場合は逆にそれを作品発表の場を継続して得るための武器としてこれからも有効に使っていけるのかも知れません。


そして、その鍵を握る登場人物が、今回の話の主役、咲夜ちゃんの様な気がしているんですがどうでしょうか。




では、おやすみなさい。



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