72話感想二日目

他のサイトや2chは見切れていないので、バックステージと本編を踏まえての感想です。


まず、昨日書いたポイント、説明不足ですよね。

  • 背は伸びるのか?

これは、ナギちゃんの背伸びの場面ではなく、ナギちゃんの

それに最近…
あいつなんか背が伸びた気がする…
くそ!!

からの着想です。
ナギちゃんの背伸びにも「萌え要素」以外の意味が隠されているとは思ってますが、より直接的に文字になったので、「やっぱり背を伸ばしたいんだろうなぁ」と思ったわけです。


あと、「ナギの世界」「歩の世界」。
俺の脳内で生み出した概念なので気になったら五日目を読んでみてください。読んでもわからんというへこむ意見もあると思われ・・・


ではバックステージから。
少なくとも西沢家訪問の時には物語のこのデザインは固まっていたということで・・・まぁ最初から決まっていたんだろうな。

そうやって後ろの話とのつながりを気にしている話は
意外とどうでもよさそうな話の中に紛れていたりするのですよ。

そうなんですよねぇ。だから困るんだよ。感想書くのに困った話が後々読み返すとターニングポイントだったりするかも知れないからちゃんと読まなきゃならんのですよ。
おれは、ナギちゃんが西沢家の面々に会わなかったのは「このタイミングで普通の幸せな家族を見せるわけにはいかない」だと思ってました。まだその目も消えたわけではありませんが、少なくとも昨日の話につながる一面もあったと。


次に。
どうしてそういうネタバレするかな!
一年前はまだナギちゃんとヒナギクさんは出会っていないんだってさ。うーん。二人の出逢いはいったいどんな感じなのか???

その辺の少女の成長の微妙なニュアンスが伝わると良いなぁ

一年で微妙に成長しているわけで・・・俺の妄想ではこの物語はもっと長いわけで・・・どうなっちゃうんだろう???思った通りになるのかどうなのか???


続いて本編について。
センターカラー2ページ。マリアさんの絵がだんだん可愛くなってきているのは気のせいでしょうか?漫画家ですから絵柄が変わるってのはあると思います。でもナギちゃんと比べると意図的に可愛く書いているようなきがする。それは、最近の一連の話で、マリアさんが「隙を見せている」ことと無関係ではないような気がします。
俺にとってのマリアさんが占める作中でのポジションは、俺がこの作品にはまるきっかけの一つとなった違和感たっぷりな話、第十九話(二巻十話)「使用人(かまい)たちの夜」の印象です。あの話では、マリアさん=響子さん、ナギちゃん=ラムちゃんというオヤジにはたまらん構図もあるわけですが、それとは別に「マリアさんは何でも知っている」という印象を持たせる話でもありました。
思えばあれをあそこでやらざるを得なかったのがマリアさんがかわいそうなキャラになった要因のような気がします。やっぱあの話が予定が狂った「爆弾処理」だったんじゃないかなぁ。そのしわ寄せが、、、マリアさん、カワイソス。


次にナギちゃんの笑顔。
六巻の表紙で久しぶりに無邪気な笑顔を見たような気がしましたが、やっぱ意図的に不機嫌な顔を描いているんだな。常に不機嫌なヒロインっておもしれーなぁ。
たかが単行本の表紙と侮ってはいけない。あの表紙は春、桜の季節です。それまでにナギちゃんが無邪気に笑えるようになる出来事がデザインされているのかも知れませんよ。


呼び名をどうするか。
西沢が二人。どうしようかな。とりあえず昨日は名前を書かずに逃げました。。。


物語を支える登場人物
今の時点では「物語としての」ハヤテのごとく!を支えるのが、ハヤテ君、ナギちゃん、マリアさんのコア三人+西沢歩さんであるという考えは変わっていません。
この先の展開次第では変えなきゃいけなくなるかな?
しかし、あの西沢家訪問があったんで、「六巻終了時点で物語の序盤が終わり主要登場人物は出尽くした」という話はまだ生きています。思いっきり偶然です。近い将来それは崩されるかも知れません(笑)


昨日より長いような気もします。今日はこの辺で。



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