73話感想二日目

まずはリンクさせてもらっている薄闇の蒼での指摘について。

ナギはハヤテがデートのことについて責めない(もちろんハヤテ本人には責める理由は別にないんだが、ナギはハヤテが自分を責めてもおかしくないことをしたと思っているはずで)のをどう思ったか。

そうですよね。
これがあるんで来週もこの話を少し引きずるかなと思ってたりします。作中でナギちゃんは自分がハヤテ君に「女扱い」されないと面白くないし、逆に他の登場人物を「女扱い」しても面白くないというふうに表現されています。
今回の話、ハヤテ君に見られていたということを知ったのが今後にどう影響するのか、興味深いです。やきもちを焼いて欲しいと思うんですよ。なのに焼いてくれない。どうすればいいんだ。
そこでツンデレですか
なんかループしてますね(笑)


次にバックステージ


ええ、見つけるのは不可能ですよ。まじで。単行本には拡大鏡を付属して欲しいです。
結局自分では全部は見つけられずにぷらずまだっしゅ!で確認という日和ったことをしました。clam様、おつかれさまです・・・
こじつけではあるんだけど、こういう仕掛けをするって事はやっぱ畑健二郎さんは繰り返しこの作品を読んでもらいたいのかなと思ったりしますね。


まだ2chとかは見切れてないので違う話題を・・・


先週読書感想文を書いたダ・ヴィンチ・コードが500万部突破らしいです。
その、なんつーか・・・
やっぱ俺としてはなぜそこまで売れるかわからんのですよ。俺も買った一人だけどさぁ。確かに面白い。さらに俺自身深く読んでないって言う負い目はある。でも、軽く読める作品なんですよね。良くも悪くも。重さをあまり感じない。


最近の売れる本というとセカチュウとかハリー・ポッターとかあるわけですが、セカチュウは軽めハリー・ポッターは重めというのが私の感覚です。ちなみに東京タワーは流行が過ぎてから読もうと思っていたりします。電車男まとめサイトで十分でした。


なんでこんな話を書いたかというと・・・
ハヤテのごとく!が「あり得ないくらい商業的に成功する」と予想しているんですが、それはもっと簡単に書くと「スゲー売れる」っていう予想なんですよ。あたりまえか(笑)
そう考えると「売れる本」というのはいったいどういう物なのかってのに興味がわくんですよね。作品、宣伝、タイミング、いろいろと要因はあると思います。
で、最近の売れているといわれている本の傾向を考えると、ハヤテは重すぎるかなと。繰り返し読まなければなかなかわからない作品というのはコアなマニア(俺みたいなやつ)はつくけど一般的な成功は望めないのかな、とか弱気になってしまいます。


最近少しずつ読んでいてまだ本格的に感想を書いていない「ネギま!」。あの作品は俺の中ではハリー・ポッターと同じくらいの重さという感覚です。ちょっと大変だけどいちおう「安心して読める」作品です。申し訳ないけど俺的にはハヤテよりも軽いなぁ。
でももしかするとそこがちょうどいい所なのかも知れません。


最近のバレンタイン話、おそらく七巻の感想では切なさではなく文章が炸裂しそうなわけですが、ああいう重さ、答えが見えない重さっていうのが本当に広い範囲の読者に受け入れられるのか。四巻の中扉の二コマ、ああいうなんともいえぬ感覚の話を受け入れるまだこの作品と出逢っていない読者は数多く存在するのか。俺はその市場は「あり得ないくらい広い」と読んでいますがさてどうなることやら。


73話の感想と書いておきながら全然違う話のような気もするでしょうけど、今回の話はどうしてもそこにつながっちゃうんですよね。物語の構成を考えると大きなヒントになりそう。




なんのかんので日付が変わってしまった。
おやすみなさい。



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