第76話 四つ目の椅子

先週またまた無謀にも短期展開予想を書いたんですが、今週は結論でませんでした。。。
えっ!?はずれてる??
まぁそう思うんだけど、「はずした」って書いて来週の展開が当たってたりしたら目も当てられないんで結論でなかったって事にしようかと思ってます。
今回の話はハヤテ君がナギちゃんの元に戻るまでという区切りで考えています。


今週は掲載順が最後の方でなかなかたどり着きませんでした。大変なのかなぁ。なにかと・・・来週増刊にちょこっと載るらしいので、すっかりハヤテウオッチャーとなっている俺的には買わざるをえないな。なにやってるんだろ、おれ、、、


今日の新聞夕刊四コマのネタが・・・
一年半前くらいにハヤテでやってたネタをいまさら・・・
いえ、あのときは時事ネタではなかったんですがね・・・
かぶっててちょっとびっくりしました。


では、今週のポイントを二点

  • 七ページ

76話は高校生同士の恋とも言えない淡い心の動きってのが話の骨格だと思うし、いい話だと思います。でも、俺が常々書いていることを顧みると微妙。サブタイトルした話ですが、ハヤテのごとく!という「物語」の四番目に重要な登場人物は西沢歩さんだと書いています。でもこういう話をつくられちゃうと、「やっぱヒナギクさんかなぁ??」とか揺らいじゃいますね。マラソン大会以来微妙にキャラが変わっている。まさにツンデレ。この場合ツンデレしているのはハヤテ君だったりするわけですけど。
歩さんの出てくる話は切ない話が多くなると思います。まさに「炸裂する切なさ」です。バレンタイン話がいい例です。ヒナギクさんの場合はそれとは違う種類の切なさ、正統派。静かな切なさですね。心の中の葛藤。その辺りはもう一つのポイントで書きます。
ヒナギクさんのお母さんはなかなかいい味を出しています。若くてかわいい男の子が好き?いいじゃないですか。私は若くてかわいい女の子が大好きな還暦過ぎた女性を知っていますがなにか?モー娘。とか見入ってました。にしても「もーむす」って入力すると「モー娘。」って変換されるんだな。いや、びっくりした。


さて、それはともかく・・・
今回の話で一コマだけ違和感バリバリです。七ページ一コマ目。単行本読んでいる人からするとなるほどなぁと思うだけの話なんですけど、もし予備知識なかったら引っかかったかなぁ。ちょいと微妙。
こういう伏線ってのは別に珍しい話では無いと思います。どんな作品にもある。でも、珍しいのは、作中で伏線を張っているのに単行本でネタバレしているところです。別にばらさなくてもよかったじゃん。四巻の「お義母さん」と今回の微妙な一コマで読者の妄想を広げても問題ないじゃん。


もし俺が去年の8月にハヤテの単行本を買わないで、今でもぼーっと読んでいたら、そう例えばグインサーガを読むように、あるいはまだ全部は読んでないけどネギまを読むように読んでいたら今回のこの一コマにひっかかったのかな?
今となってはわかりませんねぇ。

  • 女性心理

おれは男です。
今回のハヤテ君のモノローグはよくわかります。自分が高校生の時にああいうことになったら(ありえないけど)ハァハァでしょうね(笑)
問題はヒナギクさんの方です。今回の話女性が読んだらどう思うんでしょうかね。
別に今回の話に限らず、あのバレンタイン話もそうだし、もっといえば全編通して。ハヤテのごとく!作中での女性の心理描写って女性から見たらどう見えるんでしょうか??
誤解を恐れずに言えば、今回のヒナギクさんの心理状況は、まさに「男が妄想する女性の心理状況」のような気がしています。だからちょっといいなぁと思ってしまう。
女性の心理状況ってさっぱりわかりません。「こういう場合はこう思ってるのよ」とか言われても信用できません。信用できなくなるような経験をいろいろしている物で・・・もちろんその場では「そうなんだぁ」とか言ってますけどね(笑)
匿名だと思って好き勝手かいているけど大丈夫かなぁ。ドキドキ。。。


男心的にぐっとくる女性の心理描写ってのはやっぱり男が妄想する女心なんだろうな。
となると一つだけ例外が・・・
めぞん一刻音無響子さん。
作者は女性なんですよね。
平井和正氏が「女性が描く女性がこれほどまでに魅力的なことは今まで無かった」という主旨の事を書いてらっしゃいましたが、たぶん高橋留美子さんは男性の心理状況が読めているんじゃないかと思います。ご本人は女性であっても、あの作品の視点は五代君視点です。



平井和正氏の話をしたついでに、私の考える「女神」像を・・・
今まで読んできた物の中で、一番女神に近い架空の人物は「火田七瀬」です。女神は神なんですよ。全能の神。きれいな物ばかりじゃなく汚い物も全て見ている。それが神です。
ハヤテのごとく!という作品には、そういう唯一絶対的な「神」の様な存在は登場しないんじゃないかなと思ってます。しかし、終わってみればこの話は一種の「神話」の様なものになるんじゃないかな。ある意味で天地創造的なお話。あんまり書くとこの先書くネタのバレになってしまうのでこの辺でやめとこう。


最後に今週の話とは全く関係ない話を一つ。
前に若干興奮気味に書いたハヤテ君の「PIYOPIYOエプロン」の件です。
同じ雑誌に連載していて、某掲示板に寄れば編集担当者も同じ。当然話は通っているんですよね。どう考えても。畑さんが使いたかったのか、高橋さんが継承させたかったのか、その両方なのかそれはわかりません。
俺的には、「まぁ男に継承されるのなら許せるな」という感じです。どんなに魅力的でも、たとえハヤテの登場人物でも、女性に引き継がれるのはちょっと、かなり抵抗がありますけど(笑)
なんせ、唯一惚れた二次元女性ですからね。彼女は。


俺がめぞん一刻うる星やつらの次に夢中になった漫画がハヤテのごとく!だったってのはただの偶然だと思っていました。でも本当にそうなのか?はまるべくしてはまったんじゃないかと最近では思っています。


今回は話がいつも以上にあちこちに飛んだような気がします。仕事がなんとかなりそうになってちょっとハイかも♪
そういえば♪の混入が・・・orz
嫌なことを思い出したところでまた明日。。。



人気ブログランキング