七巻 感想二日目 四話〜十一話

ハヤテのごとく! 7 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 7 (少年サンデーコミックス)

土曜日拉致されたせいで予定が狂いました。
当初はオーバービューと併せて昨日四話〜十一話、今日一話と二話、明日三話の予定でした。分量的にバランスを取りつつ夜片手間に書くにはそれが楽だなと。
捕らぬ狸のなんとやらでした・・・
ちょっとだけ昨日の続きでオーバービューを書きます。
たぶん編集部が求めている作品(ハヤテに求めているというわけではなく一般的に求めているって言う意味で)はこの七巻に収録されているような話が続く漫画だと思います。
一話一話を読んでもそれなりに面白い。でも微妙に前後がつながっているので翌週も雑誌を買いたくなる。でツボに来た人は毎週雑誌を買ってくれるかもしれない。さらに単行本も買ってくれるかもしれない。
そういう漫画って意外と少ないんですよね。漫画読まない人間がいきなり床屋とかで読んでもわからんのですよ。年齢ってのもあるけどどうしてもビッグコミック系、特にオリジナルに手が伸びてしまう。


気を取り直して四話から十一話まで

  • 第六十七話(七巻四話)「St.Valentine's Day SIDE:HOUSE"君は僕に似ている"」

リアルタイムに読んだときの感想
ハヤテのごとく! 通常あり得ない展開の第67話
ハヤテのごとく! 祭りはもう始まるのか?
「評価が低い」と書いていろいろつっこみをいただきましたこの話。
今読み返すとマリアさんのパラメータを確認、修正しているなと思います。まぁ、リアルタイムでいちゃもんつけたPIYO PIYO エプロンは、男の物になるのなら許せるかな。作者同士で話はついているはずなので・・・話ついていなかったらさすがにかけねーだろう。

  • 第六十八話(七巻五話)「それはカードで買えない価値がある。プライスレス」

リアルタイムに読んだときの感想
これは漫画としても化けるんじゃないかと思った第68話
ハヤテのごとく!
ハヤテ版大いなる助走。
基本設定の確認です。これも基本設定の一つだと思っています。ナギちゃんには「お金では買えない物」が必要なんですよ。それがあるから成長させる作中での伸びしろがでてくるんですよね。
お金で何でも解決できるんじゃねぇ。たんなるラブコメだったら「愛はお金で買えない」などと富豪刑事(ドラマ版)チックな展開でもいいんだけど違うからなぁ。
基本設定ではあるれど、この部分のハッピーエンドは用意されていないと思います。と思っていると裏切られるんだけど・・・どうせわかるのは十年後とかです。それまでの間に微妙に内容を変えて何回かこういう話は出てくると思いますよ。

  • 第六十九話(七巻六話)「ちびっ子ではない天才先生来たる」

リアルタイムに読んだときの感想
ハヤテのごとく! 今週は難しかった第69話
ハヤテのごとく! バックステージでネタバレされた。
リアルタイム感想で書いた「基本はできてる長文」と「計算ミス」が両立する科目について、今のところ説明はありません。物理?数学の証明問題?謎です・・・
この話は感想書きづらかったし、今読み返してもさらっと読める一話ですね。

  • 第七十話(七巻七話)「轟轟生徒会タンケンジャー」

リアルタイムに読んだときの感想
ハヤテのごとく! 学園コメディだった第70話
ハヤテのごとく! ギャルゲーを知らない人
この話も微妙につながっている一話完結。この話だけ読んでもわかる話ですね。感想は書きづらいけどこういうの俺は大好き。

  • 第七十一話(七巻八話)「魔物ハンターようこそ伊澄」

リアルタイムに読んだときの感想
ハヤテのごとく! 「ア」じゃなくて「ヤ」じゃないかと思った第71話
ハヤテのごとく! 構造的な欠陥
この話も冒頭三話と並んで七巻の中で評価が高いです。単なる好みで言えばこういう漫画はほーんとに大好きです。
「構造的な欠陥」とかいうキャッチーなサブタイトルをつけてはいますが、この作品に「ギャグ漫画」要素があるのはある意味必然かなとも思っているんですよ。咲夜ちゃんはナギの世界の住人なので、ちょいと違うんですが、西沢歩さんの出てくる話でのかみ合わないおもしろさのある話なんかは、複数の世界観のぶつかり合いから出てくる物だと思うんですよね。普通はそれらが溶け合って大団円に向かっていくんでしょうが、この作品の場合はギャグ漫画的な要素と物語的な要素を両立させようとしているので、このまま最後までいっちまうんじゃないかと思えるんですよ。できるかどうかはともかく畑さんはそうしたいんじゃないかと。素人目に見てだけど難しいと思いますよ・・・
でも苦しみから解放されたいとは思ってないでしょうね(笑)

  • 第七十二話(七巻九話)「それは世界征服よりも深刻な悩み」

リアルタイムに読んだときの感想
ハヤテのごとく! 自信が揺らいだ第72話
ハヤテのごとく!72話感想二日目
360度の方針転換のこいん様とぷらずまだっしゅ!calm様からの期待を受けての感想でした(笑)
この話、新キャラ登場ってのはあるけれど、リアルタイムで思ったのは「ああ、やっぱ背を伸ばすんだな」ってところですね。連載終わる頃にはナギちゃんナイチチではなく巨乳かもしれませんよ!(笑)
ついこないだ書いた「二つの世代」の話は、この話で出てくる西沢一樹くんが出てこなければ思いつかなかったな。彼以外は13才世代は曲がりなりにも「ナギの世界」の住民ばっかりなので・・・よく考えてみたらたしか一樹くんの年齢は明かされてなかったような気がします。まっ、ワタルくんと同世代ってことで・・・

リアルタイムに読んだときの感想
ハヤテのごとく! こういう仕掛けは結構好きな第73話
ハヤテのごとく!73話感想二日目
ハヤテを探せ!な七十三話。少女の微妙な心境と、それがわからない少年。読み返してみると結構いい話だった。

  • 第七十四話(七巻十一話)「姉は一級相談士」

リアルタイムに読んだときの感想
ハヤテのごとく! ラブコメってんじゃね−!という第74話
ハヤテのごとく! 第74話感想二日目(イントロ)
ハヤテのごとく! 第74話感想二日目
三日に渡って書いていたんですね。なにやってるんだか。もう二ヶ月も前のことだからよく覚えてないっす(笑)
なんか七巻の感想で改めて書くとか書いていますがいったい何を書くつもりだったんだろう???たぶん七十三話に数文字で書いたことだと思うんだけど。ナギちゃん的には自分がハヤテ君のことが好きっていうよりもハヤテ君は自分のことが好きなはずっていう思いが強いんですよ。ハヤテ君が自分の屋敷の執事をしている理由は、ナギちゃんと一緒にいたいからであって、命の恩人であるお嬢様の役に立ちたいと思っているからとか、一億五千万「ぽっち」の借金を肩代わりしてくれたことに感謝しているとか、そんなことは思ってないわけです。
でも、当初予定ではそのハードルは一巻ですでに越えていたはずなんですよね。
この物語がトゥルーエンドに到達するためにそのハードルを越えることは必須なのかどうか。それがわからんのです。ハードル越えなくてもナギちゃんがハヤテ君のストライクゾーンに入ればいいっていうのもありますしね。
これをきっかけにああいう話になるとはねぇ・・・
何もかもが皆懐かしい。
この回の二日目の感想で「表計算スプレッドシート)型」という言葉を出してみました。ほんとは七巻発売時にアップロードする文章の参考資料でエクセルファイルをつけようかと思ったんだけど元が複雑すぎていい例が思いつきませんでした。だめだなぁ・・・


いい加減長くて書くのも疲れたんでやめます。読む方もつかれるでしょうし。明日書けるかな?うまくいかなかったら金曜日に回します。
延々とハヤテのことを書き続ける俺。こんなことでいいのだろうか???(笑)



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