第89話 感想二日目 ナギの物語 マリアの物語

バックステージより
六本木温泉。サイト見てみました。高っ!
こう見えても(って見えてないって)現時点ではまだ例のバブルの塔に籍があるわけです。オフィスから不動産屋のケン・コーポレーション脇に「何か作ってるなぁ。なんかリゾート風の屋上だなぁ」ってのは見えてましたが、まさかお風呂とは。露天は無いみたいですね。露天は上から見られてしまうからかも。俺の裸は見られてもかまわんし誰も見たくないだろうけどね(笑)
あの辺はヒルズとミッドタウンに触発されたのかどうかわからんけど、ビルの建て替えが進んでいるように見えます。そんななか、あの場所に低層のビルを建ててどうする気だと思ったらそうする気だったんですね。
公共交通機関だと六本木六丁目のバス停が至近距離です。渋谷からばんばん出ています。
にしても、ガラガラだったってのは・・・畑さん必死でフォローしていますが何とも微妙(笑)値段だろうな。たぶん。六本木に遊びに来る人ではなく、あの近辺の高級マンションに住んでいる人が真のターゲットだろうなぁ。
そういやニューオータニいた頃にできた女性向けのスパも人入っているところみたことなかった。いまでもあるんだろうか??
でも乳頭温泉行って思いましたが、お風呂はすいているのが一番です。洗い場の順番待ちをするようなところはどんなにいいところでもつらい。


ちなみに・・・
ヒルズ内に店舗がある書店にはハヤテはおろか漫画自体おいてません。他の本の品揃えがよいかというとそんなこともありません。特色ある書店であるところのABC(青山ブックセンター)をまねてはいるけれどそこまで思い切った内容にはできてないって感じ。
なので、本を買いに行くときはわざわざ表に出て駅前のあおい書店に行ってました<過去形。漫画はもちろん、新書、文庫、単行本も在庫が潤沢です。たぶん1年ちょいで数万円お金を落としているな。


とまぁ、漫画には関係ないことで午前中は終了。続きは午後にまた。






さて、なぜか時間をあけて書くわけですが、その理由は、何をどう書けば整理が付いた形になるのか見当がつかなかったからです。結局書いているうちになんとかなるかなという希望的観測の元見当がつかないまま書き始めることにしました。
昼間っからそこそこ読みに来てくれている人が多いのでちょいとプレッシャーが・・・<自意識過剰(笑)


極端な言い回しをすると、先週までのハヤテのごとく!と今週からのハヤテのごとく!とは別の漫画になると思います。

この話の反応次第でこの漫画に方向性みたいなものが少し決まる
かなーとも思ったりするわけで

おそらく畑さん的にはシリアス設定はきちんとシリアスに処理をしようという思いはあると思います。で、それを読者が受け入れてくれるかどうか・・・
思えばバレンタイン話で切なさ全開の話を提示しました。あの話も今回の言葉を借りると「リトマス試験紙」のような物だったんじゃねーかなぁ。
ネットでの読者の感想を見るとおおむね好意的に受け止められているようですが、ネットは決してマスではなくミニの集合で、かつ想定読者よりも年齢層が高いので、実際の反応は出版編集サイドのみが知るというところでしょう。


とにかく、読者には1巻で提示されていた設定を、コミックス9巻?収録部分で主人公が初めて知るという異常事態(笑)普通の漫画じゃないですよ・・・普通だったら本編であかされるまで隠しておくじゃないですか。ある程度設定を明かしておかないと読者に受け入れられないという不安があったんでしょうか。そんな作者が多くを語れないと言っている「三千院帝」には、いったい恐ろしい裏設定が隠されているのでしょうか???大したこと無かったりしてもそれはそれで見せ方が面白ければ許されるのがギャグ漫画のいいところ。
昨日書いたこととかぶりますが、これでこの作品の「きれいな」終了ポイントは、作中で2005/12/24以降であることは判明しました。繰り返しになりますが、この作品はたぶんその終了ポイントが来たらその時点でどんなに人気があろうとも終了せざるを得ないと思います。




次はかなり長い引用になってしまいます。

マリアはこの漫画において
現時点では出番はあまり多くなくいのですが、決して脇役では
有り得ないという難儀な位置のメインヒロインです。

連載開始以来、もう一人のメインヒロインであるナギとの人気の
差が想像以上に開きすぎて
何とか人気を向上させようと本来のキャラクター性よりお笑い
要素を強くしたりして色々テコ入れもしてみたんですが……
功を奏しているのかいないのか……。

ちょっと前から「マリアさん=もう一人のヒロイン」ということがバックステージで書かれるようになりました。
となると、その影響で別の人の重要度が高まります。それは誰か?ヒナギクさんです。
西沢歩さんがハヤテのごとく!において4番目に重要な登場人物ということを何度も書いていますが、その最大の理由はナギのライバルという地位を与えられていることです。ヒナギクさんにはそのポジションは無理。戦力差がありすぎて・・・
でも、マリアさんがもう一人のヒロインということになれば話は変わります。マリアさんに対応する登場人物はヒナギクさんです。
そもそも、この漫画、連載当初マリアさんに与えられた役割が多すぎるのが問題だったんじゃないですかね。
・つっこみ役
・ヒロインの保護者
・主人公のあこがれの対象
狂言回し
・・・
そして、実は
・もう一人のメインヒロイン
負荷がかかりまくりです。
その後登場人物が増え、つっこみ役としてはサク、神父、ずれているけれど雪路、主人公のあこがれの対象としては、最近ちょっと立場がずれてきたけれどヒナギクが出てきて多少負荷が軽減されてきた。だからいじられキャラにすることもできるようになり、その余裕が今回の話につながったっていう見方もできます。
脱線しました・・・
物語が進むとヒナギクさんはマリアさんのライバル的な地位を占めるのではないかと思います。これは前にも書いたけれど、ナギと歩を鉄砲玉にした代理戦争から始まり、その後ボスたちも参戦してぐちゃぐちゃなラブコメ展開を見せたりするかも。
そして、マリアさんヒナギクさんも完璧超人と見られがちなのに人知れず悩みを抱えている。そしてイメージしている自分のあるべき姿と本当の自分との間のギャップを意識はしていないかもしれないけれど感じている。
偏見かもしれないけれど、ストーリーがあって登場人物が成長していく漫画って、大概の場合「全てを知っている長老」的なポジションの人がいるんですよね。頭文字Dでいうと文太オヤジ、ネギま!で言うと・・・いろいろいるけれど一人に絞るとナギかな?。マリアさんは連載開始当初そのポジションにいたわけで、それをここまで苦労して下げてきたという印象を持っています。
2006/7/14に書いた「ハヤテのごとく!の違和感55選」でも取り上げましたが、この試みは第十五話(2巻6話)から始まっているんじゃないかと思うんですよ。とりあえず作者的にはこれで一区切りだろうな。ハヤテの物語、ナギの物語だけではなくマリアの物語もやらないとこの話はたぶん終わらない。それ以外も含めていろいろな物語が絡み合っているはずだから。
来週以降、ぱっとみ今までと何も変わらない話が続くとは思いますが、キーとなる登場人物の設定が大きく変わったということを念頭に置いて読まなきゃいけないでしょうね。


今回の話も含めて、俺が恥(をかくかもしれないこと)を忍んで絶賛しているハヤテのごとく!の物語要素をこのあたりでまとめてみなきゃなと思いました。




さて、本編では、ナギちゃんとマリアさんに買ったプレゼントは明かされましたが、ヒナギクさんにあげる予定のプレゼントは明かされていません。また、先週の西沢歩さんとの会話でどうやらホワイトデーイベントはスルーしないということがわかりました。
「ヒナ誕生日→試験→ホワイトデー」とイベント目白押しです。年内に片がつくのでしょうか???
そして、ナギちゃんはハヤテ君とともに進級するのか、それとも飛び級するのか?
実はそこ注目してまして・・・普通に考えりゃ一緒に進級なんだけどねぇ。漫画的には一番おいしい2年生だし。でも展開が読めねぇ。飛び級した場合2005/12/24エンドの目が俄然高まると思ってます。


そんなわけで、あとは思いついたら日記の書き足しくらいにしよう。
ではでは。

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