免許書き換え講習についての提言とちびまる子ちゃん

昨日、免許の書き換えに行ってきました。
警察署に行くのは何となく抵抗があるので免許センターまで行って来ました。千葉の免許センターは幕張(メッセのそば)と流山にあります。流山運転免許センターは最近できたので、できるまでは幕張に行っていました。
遠いんだな。これが。
流山免許センターができて車なら30分以内で行けるようになりました。ところが免停食らって呼び出しかかったときに思わぬ罠があることがわかりました。公共交通手段が少ない…主要交通手段は柏からバス。北小金からもバス出てるって書いてあったから降りたら本数が全然無くてタクシー飛ばしたよ(鬱。
遠いよ。遠い。それじゃ感覚的に幕張と変わらないよ。幕張より不便だよ。周り何もないし。二度と免停食らいたくないよ。そう思いましたね。「ここには電車とバスでは来たくない」と思わせるという意味でものすごく効果的な行政処分でしたね。まじ。


さて、免許の書き換えで講習受けるわけです。テキストにちびまる子ちゃんが…これは全国共通なのか?ちょっと驚いた。それはともかく、この講習のシステムがちょっとおかしいなと思いました。
ゴールド免許を手にする優良運転者は講習時間が30分なんですよ。幕張時代に一度ゴールドゲットしたことあったんだけど、当時はオープンスペースでビデオを見るという講習とはとても言えないような講習でした。それに対し、今回俺が受けた一般講習は1時間。ゴールドだと更新手数料が微妙に安いという意外にも所要時間が短くて済むというメリットがありますね。
ところが、講習内容を考えるとちょっと微妙なんですよ。ゴールドの方の講習が、セルフチェック(心理テストみたいなやつ)とビデオが無いだけならOKです。でも、かつて俺が受けたようなおざなりな講習だったら一般講習の方が有利なんですよ。なぜか?それは道交法の改正点などを説明してくれるから。テレビなんかでアナウンスはされているけれど、イマイチ関心がない。講習で聞いて初めて「そういう変更があったのか」と気づくことがあります。この講習、無駄という人も多いと思いますが俺にとっては結構有用でしたよ。ここに書くネタになるしね(笑)
それはともかく、ゴールド免許の講習内容によっては、より条件が悪くなるはずの一般向け講習で得られる情報が得られないのではないかと思ったわけです。
検索してもゴールドの講習内容が見つからないし県によって違うのかもしれないですが、もし、ゴールドを「優良運転者」として優遇するのなら、書き換え手数料はそのままで、短時間講習と長時間講習それぞれの内容を明記した上で書き換える本人が選べるようにするべきだと思います。ほとんどの人は短時間講習を選択するでしょう。それでもそういうオプションを用意しないのはおかしいと思う。優良運転者であるが故に有用な情報を得る機会を失うというのはおかしい。


講習の内容をちょろっと。
千葉県は全国的に見て事故件数は人口比から考えると少ないのに死者が多いとのこと。そして、その理由としてシートベルト着用率が低いことが挙げられることを数字を出して解説されました。説得力があった。思わず計算した。机上では去年の死者が30人くらい減ることになったはず。「数字出せ」と怒られるけど、数字がないと説得力ってなかなか生み出せないんだなと改めて思った。この手の講習では意味のない数字を持ち出されることが多いと思ったんだけど今回の話は違ったな。しっかりとプレゼンでした。
俺は運転するときも人の車乗るときもシートベルトしています。学生時代のヨタ話です。当時、シートベルトの「カチッ」って音は安全の音みたいなコピーがあったけど、それは違うってみんなで言ってた。あの音はやる気になる音だ(笑)。山道走るのにシートベルト無しだとつらいじゃん(笑)。三点式でもしないのとするのとで全然違う。「よーし今日もがんばって走るぞ!」それがシートベルトを締めるときの俺の心です。これっていいのか??結果オーライだからいいのかな?