95話感想二日目&コミックス8巻発売前日の心構え

ハヤテのごとく! 8 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 8 (少年サンデーコミックス)

この日記ではハヤテのことだけを書いていればいいんじゃねぇかと改めて思った今日この頃です。しかしまぁそれじゃぁねぇ。2006/8/29に書いた「チョコクリームチップフラペチーノ効果」の逆を狙っているのでうまくない。この漫画のターゲットは普段漫画を読まない人だと思っているので、そう言う人にリーチしたいんですよね。ぜんぜんリーチできてないけどさ。
萌えを得たオタのごとく!2
ハヤテのごとく!感想リング at はてなに登録してくださいました。紹介はやめるといいましたが気づいたので紹介。漏れても許してっていうかここでの紹介はかえってやめた方がいいかな?


まずバックステージを読んでの感想から
モンゴル料理ってこの店か?
羊肉というと、神田小川町(住所は錦町)の龍水楼を思い出す。中華だけど。羊肉のしゃぶしゃぶ風はむしろしゃぶしゃぶの元祖的な存在だとか。毎年正月にその年の干支の肉を食べるという企画をしてくれていた時期があって未年に行きました。もちろん申年には…いえ、中断しましたけどなにか?
先週も書いたけれど、人の金で飲み食いということは成果物が出てくるのかもしれませんねぇ。小学館講談社のコラボ?
コミックス8巻のおまけはGWのヒナハム話か。8巻収録部分まで読めばあの話はそれほど不自然には見えないのかな。


音が聞こえる漫画を目指したとのことですが、動きが見える漫画になっていたと俺は思います。その話は今日の最後にまた。

内容に関しては来週の第96話と完全に対になっている話

全く想像がつかない。二人が恥をかくってのと対になるのか?二人がかこよくなるのか?


リンクやトラックバックやリング登録してくださっているサイトはファンのサイトですからそれなりに評判がいいのは当たり前なんですが、どうも今週ツボにはまった人が少ないみたいに思えます。真実は出版編集サイドにしかわからないんですけれど。
某所を読んで「今頃気づいたか」と思ったことがありました。気づいても書いていなかっただけか俺が読んでいないだけだと思いますが。
畑健二郎さんは重いストーリーをギャグに乗せて書こうとしています。あんまり漫画読んでないので俺が無知なだけかもしれないけれど、これってめちゃめちゃ難しいと思うんですよ。どうしてもストーリーサイドに話が偏ってしまう。作者が言うところの「ラブコメの温度」ってのはそのあたりじゃないかと俺は思う。
俺はギャグ漫画として面白そうだったからこの漫画を読み始めて、コミックスを読んだら重いストーリーが背後にあることに気づいてという流れだったから、すぐにというか自然に受け入れることができたんですが、この作品を受け入れることができる読者を獲得できたって、それだけでもすごいことだと思いますよ。
俺が言う「ナギの世界」「歩の世界」「ヒナギクの世界」がそれぞれ同一化しない限り、ギャグ漫画として破綻することはないと思います。問題はそれをいかにストーリーに乗せていくか。この作者が好んで使う、複数の要素を絡めてストーリーを進めるという方法はそれだけでも破綻しそうなのに、そこにギャグを絡めてくるわけですから。難しいですよ。たぶん。もし難しさを感じていなければ天才なんじゃないかなぁ。難しさを感じていても天才かもしれませんけど。


では本編についての感想二日目。
まず、コメントもいただいたマリアさんの話から。
マリアさん三千院家の他のメイドさんと違うというのはバックステージVol.13で触れられているので俺の妄想ではありませんね。そうだよね。ただ、その話はたぶん本編でもコミックスでも触れていないと思います。たぶん。今回のマリアさんのセリフでそのあたりを示唆しようとしているのではないかと思いました。
使用人のメイドのはずなのにお嬢さまを呼びつけにしたり、同列であるはずの他の使用人から「さま」づけで呼ばれたり、お給料を減らす権限があったり。
この設定は思いっきり物語に絡んでくるはずです。だからメインヒロインは二人なんですよ。マリアさんがいなければ物語終了のXDayはもっと前を予想できるんですけどね。この物語の終幕では、ナギとマリアの相互依存関係は無くなっているはずです。


さて、最後に今回の話、何が面白かったかという漫画的な話を。思いっきりずれていることを言っているような気がして怖いよ。


まず、サンデーP159〜P160(5ページ目から6ページ目)の流れです。P159の後半で珍しくハヤテ君がセリフも表情も男らしく描かれています。そしてページをめくると…うさみみで「ぺたっ」。この落差がね。面白かった。ページをめくるという漫画ならではですな。
そして昨日もツボにはまったと書いたP166〜P170の5ページ。最初の2ぺージで、ハヤテ君は恥ずかしがりながらもお嬢さまを助けるために、ヒナギクさんは恥ずかしがりながらもやむなく、それぞれ次の行動に移ることが描かれています。
3ページ目。わかる人にしかわからない曲が脳内に流れます。4ページ目。二人はそれぞれ恥ずかしがりながらもその恥ずかしい姿を衆目にさらしています。ハヤテ君は自分の使命のため、ヒナギクさんは空気に押されて。そして5ページ目、歌が終わるとともに二人とも決めのポーズをとります。かっこいいけどかっこわるいです。
俺、この衣装が何の衣装なのかはわからなかったんだけどこの歌はたまたま知っていた。だからツボにきた。この歌だからくるんだよなぁ。他に合いそうな曲を思い浮かべたけど、My Revolutionとか小室哲哉の初期の作品、あるいは、今となっては時代を象徴する歌になってしまった感があるリンダ・リンダなどのブルーハーツの曲。サザンの希望の轍もずれていていいかなぁ。でもなんつーか切れ味がこの曲が一番合うな。他の曲使うにしてもボーカルが終わったところですぱっと終わらないときつい。どんなに作者が好きでもハレ晴レユカイはこの場面には合わない。God knowsを推す方もいらっしゃいますが、残酷な天使のテーゼが一番合うな、やっぱり。ためと疾走感が。イメージしながら書いているんだから当たり前か。
歌詞はJASRAC許諾を受けているサイトがあったのでご紹介。曲が裏で流れるので音出しちゃまずい環境だったら気を付けてください。
山の愛唱歌集 残酷な天使のテーゼ
このサイトなんかすごいのでトップページも…
山の愛唱歌集 山の音楽(MIDI)アルバム
かなり時間を奪われました。ダウンロードはできませんがリンクもフリーとのことなのでありがたい話です。村下孝蔵の初恋聞いて青春時代を思い出し泣きそうになりました(笑)
推奨曲ランキングトップの「旅立ちの日に」って歌、合唱曲だから学校で習ったはずなのに知らないなぁと思ったら、俺の学生時代より遙か後に作られた曲でしたorz。これもカノンコード臭い?上位はみんなそんな感じの曲だなぁ。俺の駄目な耳ではそう聞こえる。サイトの特性上合唱曲が上位を占めています。残酷な天使のテーゼは合唱曲以外では2位ですね。好きな人多いんだなぁ。上の方の合唱曲で知っているのは「大地讃頌」と「怪獣のバラード」くらいか。年を取った物だ。Bassパートしか思い出せねぇ。
どうでもいいですが、作詞者の及川眠子さんのお名前をつい最近どっかでみたなぁと思ったら、東長崎機関でファンサイトが紹介されていた。そこの今のトップ記事はテロ実行証拠写真です。もう俺の趣味わけわかりません。そもそも道路系で見つけたんだけどここも面白いよ。


ほんととりとめのない話になってしまいました。ジャンル分け不能だよな、これ。「ハヤテのごとく! 歌・音楽 食べ物・酒」ってなにかいてあるのかジャンルじゃさっぱりわからねぇよな。これがこのサイトのクオリティってことで(笑)
なんか今日はすごいサイト二つの紹介に終わったような感じです。いずれまとめてと思っていたけれど、とりとめのない話の中で混ぜるのも悪くないかな?


いちおう無駄な努力のまとめ。
今回のこのはっちゃけた話、マリアさんの秘密とハヤテ君とヒナギクさんの似たもの同士度を上げるという意味も隠されているんではないかと思いました。よく似た境遇の二人が恋に落ちたことはいうまでも(ry。えっと、無理有りますかね。無理が…。とはいえ油断しているとどんなところに罠を仕掛けているかわからないことは歴史が証明していますから。初期みたいに違和感ばりばりだと助かるんだけどなぁ。


明日もハヤテ関連の話題に終始する予定。たぶん明日がおまけページ系の感想であさってが本編感想文。足りなかったら日曜日まで使う。今回は長文は用意していないです。
その代わり、読者参加型の企画を思いつきました。参加してくれる人がいるかどうかと言う問題はありますけど。参加ためらうような企画かな?かな?
交通費が惜しいので近くの本屋にダッシュだ!微妙に田舎なので夕方にならないと置いてないかもしれません。午前中はコミックス入手できないので企画の案内をアップロードしてお茶を濁します。


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2006/7/31 物語性についてのメモ(その1)2006/7/31版



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