壊れない。欲しい車がない。

痛いニュース(ノ∀`):自動車メーカー社長 「なぜ車が売れないか正直言って分からない」
友だちとの間では結論が出ている話。
解答:バブル期以降品質が上がって壊れなくなったから
趣味がないひとにとっては壊れない以上は買うことはない。壊れないから新たに免許を取った人が中古で出回っている車を買ってもそこそこ長持ちしてしまう。そういうことでしょう。
昔の車はひどかったんだから…。6年も乗ればさびは浮いてくるはメカはトラブルは…。それが今じゃ何にも手を入れなくても10年くらい平気でもっちゃう。
で、常に新しい車を求めるマニア(エンスージアストとかいうかこいい言葉で言ってもいいけれど)にとっては、今の車は均質的に見えてしまって魅力的な車が見あたらない。頭文字Dに出てくる車が古い車ばかりってのがその象徴でしょう。でもそんな人は極々一握りの存在。ボリュームゾーンは壊れたり生活スタイルが変わって買い換える人たち。そういう人たちは中古でも満足してしまう時代。
俺が乗っているフォレスターだって、過剰なエンジン性能っていう魅力はあるけれど結局のところは実用。日本国内で乗る限りはどこでもドアとして使えるってだけの話。これが7〜8人乗りだったら実用車としてはそれ以上は望めない。壊れたり5人乗りじゃたりなくならない限り買い換えるつもりは全くない。買い換える対象となる車がほとんど見あたらないし。ミニバンでMTとターボチャージャー付きエンジン積んでいる四駆があれば考えるかな?もうターボはいらないかな?


昔の車はほんとに良く壊れた。それはそれで楽しかったりしたけれど耐用年数は今より遙かに短かった。国内で車が売れないってのはそれだけ品質が上がっただけだと思います。ソ○ータイマーの類はメーカーとしては必要なんだよな。