全面戦争?うさんくせ〜(w

毎日新聞と2ちゃんねらー 「全面戦争」の様相
2ちゃんねる大好きと公言している私ですが、この話題は余り興味がなかったです。別にどうでもいいこと。
2ちゃんねるが代表するネットでの匿名意見というのは「総意」が存在しません。別に2ちゃんねるに限らずブログでも同じ事が言える。このサイトはある一人が書いているということはわかると思うんですが*1、私の意見がある共同体の意志を代表しているってことはありえないです。
既存メディアの場合は、そのメディア自体の意志ってのがある程度あって、その方針に沿って報道をしたりキャンペーンを張ったりします。そのキャンペーンに一般民衆は面白いように踊らされます。
ところが、そのキャンペーン的な物が自然発生的に起こるようになってしまった。メディアいらないじゃんって話。メディアは事実だけ伝えればいいじゃんって話。事実伝えるだけなら今みたいな企業規模はいらないし。なによりも世論をコントロールするという力を失うと事実そのものも集めづらくなる。既存メディアピンチです!既得権益が失われます!!(笑)


この事象のポイントは「毎日新聞VS2ちゃんねる」ではない。既得権益を守るために既存メディアが立ち上がった時に起こる現象の一つです。
責任の所在があいまいとかいっても、別に責任を誰が取ってくれたって迷惑受けた人の心には傷は残るわけで…。責任取れるんだからなにやってもいいってわけじゃないんですよね。こういうのは着火よりも消火の方が断然難しいし、消火しようと思う人の方が圧倒的に数が少ないです。2ちゃんねるだろうと既存メディアだろうと「工作員」疑惑を持たれたらどんなに正当な意見であっても消火できないです。問題なのは実際に「工作員」なのかどうかではなく、読む人が「工作員」と思うのかどうかです。事実ではなく、読んだ人個別の真実がどうであるかが問題になります。一種の洗脳が必要になるってこと。着火方向の洗脳は人を疑心暗鬼にさせるだけでいいから比較的簡単だけど消火方向の洗脳は難しいって事。我々はどっち方向でも極力洗脳されないように気を付けることしかできない。でも洗脳されちゃうんだよね。相手が2ちゃんねるだろうが毎日新聞だろうが怖いねぇ。
2ちゃんねるは匿名性を盾にしているっていう話はありますけれど、それをいうなら既存メディアの人々だって会社に守られているわけで、それを非難するのは単なる方便としか思えないですね。




とりあえず、今の時代2ちゃんねるに噛みついたり絡んだりすると話題になる確率が高いです。釣りですよね、釣り。てなわけで、俺もやってみようかなぁなんて思ってます。来週の木曜日に。根性据わっていないのでぬるーい話になりそうな気もするんですけれど(笑)。このサイトの主要読者層は「木曜日」っていう時点でピンと来る人もいるかも。釣りとは言っても、ネタではなくマジで書いてみようと思います。
予定は未定ってことでもし何も書かれなければ忘れて下さい…。ああ、でもリスク高いなぁ。どうしようかなぁ。逡巡。

*1:それを疑っている人は疑っても別に構わないし