17巻感想
- 作者: 赤松健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: コミック
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2006/10/23に書いた、夕映は
「今は超の計画を阻むことに集中し、その後、別の『手段』で超の『目的』をかなえましょう」
みたいなことを言うってのははずれてましたね(笑)。前の日に書いた記事の「善か悪か」っていう見出しの方が真相に迫っていた…。
この漫画、見た目とは違って少年漫画の王道を進みまくっているんですよね。でも、私が子供の頃に慣れ親しんだ少年漫画とは一点だけ違う。それは善悪の概念が複雑だと言うところです。超は決して絶対悪ではない。そこがややこしい。
それはともかくとして…。
学祭飽きた…
バトル飽きた…
コミックスだから読んでいるけれどマガジン読んでいたら読み飛ばしているかも…。こういう漫画はコミックスでまとめて読めば十分だとか思っちゃうんだよな。『頭文字D』とか『はじめの一歩』とかと同じ感覚。どうせ最後は主人公サイドが勝つんだろうとか思っちゃうし。
このバトルはもう終わりらしいですが、その後はどういう展開になるのかな?たぶん何話か日常的な話をこなした後、次のイベントが始まるのではないかと思ってますけれど。この漫画は典型的なイベントドリブン。修学旅行、学祭の後はなんだろう?体育祭かな?ああ、そういや、アルがエヴァに話をするんだっけ。忘れていた。その話はどういう話なのだろうか?読者に公開されるのだろうか?伏線型だから公開しないってのもありえるなぁ。
もはや魔法バレするとまずいというのは作中だけで成立するリアリティになってしまってますね。学園都市自体が結界の中という設定なのでしょう。それをギャグで流せないのがネギま!のつらいところではないかと…。最低限のリアリティを持つ説明を読者が求めてしまうし作者も提供せざるをえない。おそらくネギま!は認められるけれどハヤテは認められない読者はその説明がないことが許せないんじゃないかな?ネギま!では怪我をして治るのには木乃香が治すというちゃんとした理由が用意されているけれど、ハヤテの場合は話の都合によって治ったり治らなかったりしますからね。ハヤテを「劣化ネギま!」として読むと確かにそうなんですよね。そもそもネギま!を知らなかった人間が「ギャグ漫画」として読み始めると全く気にならないのですが。
次号で超とはお別れなのでしょうか?31人が30人になってしまうのか?マガジン連載ではすでに答えは出ているんでしょうか?
試験問題解いて頭が疲れました。このくらいにしておいて何か思いついたらまた書くかも…。