狙いが見えてくる記事

マンガのしっぽ☆アニメの背びれ 畑健二郎先生サイン会inWHF名古屋会場
コメントをしようとしたのですが、書いているうちに長くなってしまったので自分のところで書きます(笑)。
まず一つ目は客層。私もこの漫画は大人が思っている以上に子供のファンが多い、それも男女比率が五分か、へたをすると女子比率の方が高いのではないかと予想しています。PVもじっくりみると女子を狙っているのではないかと思えますしね。ナギちゃんに憧れる女の子は少なからずいるはずなんですよ。連載開始当初は作者も編集部もそんな反応があるとは思っていなかったでしょうけれど。
それがあるから少女漫画的な展開が多いのか、逆に読者が作者の少女漫画的傾向を見抜いていたのかはわからないですけれど。今後読者が成長しても受け入れ可能なキャラが多数用意されているのも大きいですね。PVで小学館にはデータ*1が入るので正確なところがつかめるから、それを受けて今後の展開を考えるかもしれない。大筋は変わらないしかえることができないけれど、細かいところはどうにでもなる漫画ですから。たぶん。
もう一つはサイン会の目的。これは新事実。引用します。

ふと見ると、サイン待ちの人たちは全員手に手にお金を持っています。そして長机の上にはハヤテのごとく!の一巻と色紙が山と積まれていました。

なるほど。そういうことか。既存ファン対象ではなく新規開拓をしている。最新刊ではなく1巻というところが大人買いを狙っている証拠(笑)。子供受けが良くて、われわれ親世代から見ると懐かしさを感じる漫画なので、一巻買わせればかなりの確率で続けて買ってもらえると思いますから。とにかく、特に萌えにアレルギーを持っている人に対しては読んでもらうことが大事なんですよ。読めばわかるから。
ネットっていいですね。現場に行かないとわからないこういう情報がすぐに読める。

*1:個人情報ではなく統計情報