今週はさすがにやります。116話 感想二日目

ねぇ…。舌の根も乾かぬうちにという言葉は私のために用意されたような物ですよ(笑)。だって、しょうがないよね。この話じゃさぁ。


あえて冒頭に追記。
わかったぁ〜。そっかぁ〜。
この話読んで、『めぞん一刻』の事実上の最終話「桜の下で」を思い浮かべちゃったんだ。状況は全然違うけれど花びらが散っているラストシーンというとあれが一番だな。あれは「さようなら」で終わるんだけど。


それはともかく、トーハンのランキングでのだめに続いての2位とのことで…。まだまだだな。アニメ化されてしばらくしてから1度1位になるでしょう。しばらく上位を行ったり来たりした後、いつの間にか不動の1位になってそれが連載終了まで続くと思います。そうなっても別に驚かないなぁ。
「まだまだこんなものではない」などといいそうだ(笑)。


昨日の日記にも追記したので重複しますがお知らせ。
「スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』」 という記事はいずれリライトします。納得いかないです。自分的に。今まで書いてきた長文に比べれば簡単な話だとは思っているんだけど、いくらなんでも小一時間でさらっと書いて満足できる物が書き上がるはずがない。リライトした結果前の方が良かったと思える記事になるかも知れないけれど、この日記は基本的に自己満足で書いているのでやりたいです。
とか言ってて気力が無くなったりして…。それはそれでまた一興だ(笑)


感想書くけれど、昨日の日記読み直してないので重複しまくっているかも。

仮想今週の一コマ

もうスキャンはしませんが、もし今週一コマだけ選ぶとしたら「間違いなくこれ」ってのがあります。
見開きではありません。西沢さんの笑顔でもありません。
10ページ目(サンデーP156)の最後のコマです。ここがね…。くるんだなぁ…。何とも言えない…。自転車に乗った小さな2人と影。もうだめ。この絵でうるうるくるよ。

リゾート21

前にここに書いた覚えがあります。この電車海側は窓に座席が向いているんだよね。でも普通列車に使われるから通学の高校生とかも普通に乗っている。伊豆急は線形が悪くて単線だから普通でも特急でも所要時間は大して変わらなかったりするはず。途中での追い抜きもないかも。

ハム対マリアさん

これも意外と後で効いてくるかも。ナギとマリアさんに対して「あなたたち」と言っている。マリアさんのことを「ナギのメイドさん」としか見ていない。この認識のズレはいずれ使われるような気がするんだなぁ。前に会った時も「三千院ちゃんとこのメイドさん」と思っていたわけで、この2人の間にはまだ交流は生まれていません。

ナギの印象的な言葉

母親にもらった大事な自転車だそうだから壊すなよ。

ナギの境遇を知らないハヤテと西沢さんにとってはなんてことはない憎まれ口に聞こえるけれど、傍らで聞いているマリアさんはいったい何を思ったのか…。
一つの言葉が与えられた情報によっていろいろな意味を持つんですねぇ。それはこの漫画の序盤で作者が説明してくれましたねぇ。ある意味あれは伏線なんですよ。この漫画にはそういう言葉がたくさん出てくるよって教えてくれていたんだなぁ。

ラスト4ページ

もうね…。言葉がない…。昨日も引用したけれど今日もバックステージから引用しちゃおう!

たとえばこの漫画が西沢さんがヒロインの少女漫画なら
もう少しいじってこのまま最終回というのもアリだった
かもしれません。

「アリだった」というより、これは最終回なんだな。西沢さんが好きな人と心が通じるまでの物語なんだな。ヒナギクさんの物語の最終回と今回の最終回、どちらが破壊力あるかなぁ。微妙だなぁ。とっても微妙。背後にある年月は西沢さん1年、ヒナギクさん10年と桁違いだから一概に比べられないし。
西沢さんはハヤテ君と一緒にいたい。その気持ちは伝わりました。
もういっちょ引用。これは昨日は触れていないはず。寝ぼけてなければ。

この漫画に
おいて見開きは、思い入れの強さを表しているといって
よいでしょう。

なるほど…。気を付けます。見開きは電車の中ではとばして読むようにしよう。危険すぎる。


でも、これは予定されている暫定最終回ではないはずです。暫定最終回と言うからには、ハヤテ、ナギ、マリアさんの物語が最終回を迎えなければならないから。

なぜ今この話なのか?

これはたぶん当たっていると思う。ナギの事情をハヤテと西沢さんが知る前にカタを付けなければいけないと思いますね。もし、西沢さんがナギやマリアさん、さらにはヒナギクさんの境遇を知ってしまったらまた状況が変わってしまう。このタイミングしかないんですよ。たぶん。そうしないとこの漫画は終わる。きわどいんだよなぁ。ちょっとしくじると崩れ去りそう。




先週から「来週か再来週に状況が変わる」と言ってましたが、私が想定していたのはナギの過去話が明らかになるということでした。予想ははずしました。思いっきり。でも、状況は変わった。そういう漫画だということがわかるようになったと思います。この漫画はそういう漫画です。でも「そういう漫画」って言ったじゃ人に伝わらないから「スーパーハイブリッドコミック」という言葉を作ってみました。その言葉の意味は…。人に伝わるかどうかはともかく、せめて自分自身が納得する説明を書きたいと思っています。




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