更新休みます

今週末の更新を休みます。コメント、Web拍手への返事、トラックバックのお返し、今やっている投票企画の管理も休みます。アクセスログも見ないようにします。
理由は二つ。


一つは具合が悪いこと。月曜日も「死んでくれ」言われるくらい仕事があるので休めません。死ぬことは決まっているけれど何で死ぬかは選べるらしいです。すごくいい待遇ですね(笑)。そんなわけで週末のうちに是が非でも復活しなければなりません。帰りは比較的早いけれど仕事の密度がすざまじいんですよ。この先もっと密度が上がるはず。


もう一つは具合が良くなったらあの文章を一気に書きたいから。3月末までにはなんとかアップロードしたい。変な話それは私の義務だと思っています。
義務で書いたような物を読んでも面白くないかも知れません。書いても楽しくないと思います。それでも書かなきゃいけないようなきがしています。
こういう言い方をされると作者は傷つくとのことですが、『ハヤテのごとく!』という漫画は、ようやく私の中で終わった漫画になりました。私のいう「終わった」は興味を失ったという意味ではなくレッテルを貼り終えたくらいの意味です。
私が今まで読んだほとんどの作品は既に完結しています。完結した作品にはレッテルを貼る必要もない。与えられた文章なり絵なりを読んで感じたことが全てです。ハヤテを読むことがきっかけになって読んだ今でも継続している作品、例えばネギま!、例えばハルヒ、それらには結構すぐにレッテルを貼ることができました。ネギま!の場合はお父さんが全てなんだと思ったし、ハルヒの場合は彼女は自分の思い通りにならない世界を望んでいると感じた。それが全て。
ハヤテのごとく!』という漫画にはそういう読み方が通用しませんでした。レッテルを貼ろうとしても作者が強力な剥離剤ではがしにかかります(笑)。だから終わらせるまで1年以上かかってしまった。材料は3巻までで全てそろっていたのに…。


いろいろな面で自信はあります。漫画の構造はこれであっている。今後の展開、漫画のストーリー展開という意味ではなく、商業的な成功とか他の作品へ与える影響とかもたぶん思った通りになる。商業面ではアニメ化などの他メディアへの展開を含めたプロモーションがおおごけするとしくじるかもしれませんけれどその心配もあまりしていません。
しかし自信があるだけ。本当にそれで正しいか?そうなるのか?私が未来を予見しているのかは神のみぞ知る、いや、神様でもわからないのかも。


他にも同じ結論に達した人はいるかもしれません。というよりも、この結論を読みたくて2005年の夏から秋にかけてネットで情報収集をしまくっていました。きっとわかっている人はいるはずだと。私がわかる言葉で説明してくれる親切な人はいるはずだと。
しかし見つからなかった。見つからなかったから自分で試行錯誤しながら書いてみた。


私という人間がいた以上、この先同じような行動をする人がいないとは限りません。なんで『ハヤテのごとく!』という漫画を読んで面白いと思うのか?なんではまってしまうのか?なんで「変な漫画」だと思ってしまうのか?
そういうことを知りたい人のために、書く必要が有ると思っています。
私が書いたことがその人にとっての答えになるかはわかりません。読んでどう思うかは人それぞれ、読解は十人十色です。正解なんかありはしない。しかし、これが私がたどりついた唯一の答えです。この言葉で全てが説明できる。


スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!


この言葉の意味、この言葉でいかに過去の展開を説明することができ、今後の展開を予見することができるのかをわかりやすく書く義務があると今の私は思っています。そしてわかりやすく書いてしまってもこの漫画は魅力を失うことはないと思っています。それがこの漫画の持つ力です。


関連記事
2007/2/21 スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』