初心者でもタイヤ交換は簡単!

タイヤ交換。めんどいですね〜。疲れそうですね〜。でもお店でやってもらうと意外とお金がかかります。
ホイールとタイヤの組み替えはお店にある機材を使わないと無理です。むか〜しカート用のちっこいタイヤの組み替えはやったことありますがそれでも大変でした。でも、組んであるタイヤの交換はかなり簡単。場所さえあれば小一時間でできます。タイヤが車庫の側にある場合はタイヤを車に積んで車を汚すこともないし、車に積むのに大汗かく位の手間でできてしまいます。
今さっき冬タイヤから夏タイヤに交換しました。その手順をご紹介!!

作業スペース

まずは車をジャッキアップするスペースに持っていきます。前後左右に1メートル以上の空きがあった方がやりやすいです。タイヤを転がして目的地に持っていくのにギリギリのスペースだとなかなか苦労しますよ!

機材を車や倉庫から出して配置

必要な機材資材を先に外に出しておきましょう。私の場合はこんな感じ。

  • 十字レンチ

[rakuten:arch-car:10000016:detail]
こんないいやつじゃなくても十分。機能が満たせればいいんです。十字レンチってのは文字通り十字になってますがそれだけじゃない。4種類の別口径のレンチなんですよ。これだけあればほとんどの車のタイヤ交換が可能なはず。車載のホイールレンチは1口径しかついていません。別の口径のナットが適用されるホイールだった場合交換できません。
ちなみに、ホイールナットを締める時にインパクトレンチを使うのは御法度だそうです。
例えばこういう機材。
[rakuten:daikichi:10025332:detail]
なぜかというと、締め付けトルクが強すぎると車側についているボルトが痛むから。足で踏んでレンチを回すのも良くないんだって。本当は普通に手で締めるのも良くなくてトルクレンチという高い機材を買って締めるのが正しい道。
ただ、手で締めた場合はそれほど大トルクをかけることが出来ないので問題無いらしい。むしろ締め足りなくてトラブルが起こる心配をした方がいい。トルクレンチ欲しいですけれどただ欲しいだけで使い道がないんですよね〜。
[rakuten:daikichi:10028036:detail]

  • ホイールナット

純正のホイールについているホイールナットはショップで買ったホイールには適用できないことが多いです。ホイール買った時にナットは一緒に買う物です。別売りです。で、うっかりしていると無くします。気を付けましょう。
[rakuten:suzysports:469256:detail]

  • ドライバー

やっぱりなにかと使うことが多いです。マイナスドライバーは何かをこじる時にも大活躍します。たとえばホイールナットを目隠ししているプラスチック板とかね。車載工具のドライバーで十分です。

何の鍵でもいい。鍵でなくてもいい。何に使っているかというとタイヤの溝に食い込んだ石を取るためです。タイヤにとっては逆に良くないのかも知れないですが、この作業をすると釘が食い込んでいるのを見つけたりするのでトラブル防止にも役立つと思います。

  • ジャッキ

車載のジャッキで十分。というかその方がいい。ジャッキが万一壊れたらどうなるでしょうか?車が下に落ちます。その時車のしたに自分の足があったら…。考えるだけでも怖いです。車載のジャッキを一輪だけを対象にして使っている限り、そんな事故が起きたらメーカー大変なことになるのでまず起こりえないと思っています。なので、ジャッキは車載のメーカー純正品を使いましょう。

  • ジャッキハンドル

いえね。ネタじゃなくてさ。忘れがち。ジャッキを出したら必ずハンドルも出しましょうね。

  • 服装

汚れてもいい服装。できれば長袖長ズボンに軍手。そしてめがねとコンタクトを併用している人はめがねをしていた方がいいです。噛み混んだ石を取る時に目にはいるのをめがねが防いでくれます。目がいいひとはそのままやるしかないか。薄目のサングラスをわざわざかけるのもあれですよね。この作業のためだけに目を保護するためのめがねを買うのは本末転倒。ただ、買う理由にはなる(笑)。
[rakuten:royal:10005003:detail]

前準備

さて、準備ができました。ジャッキアップだ!!
いや、その前に…。
教習所でも習うと思いますが、ジャッキアップしていない状態でホイールナットをゆるめましょう。本当は後輪というかハンドブレーキが効く車輪はゆるめなくてもいいんですよ。でも先にゆるめる癖をつけたほうがいいです。
理由は簡単で、ナットをゆるめるトルクでタイヤが回転してしまうからです。実はさっき前輪をゆるめる前にジャッキアップしてしまいました。足で無理矢理固定してゆるめましたが危険だし*1疲れるのでジャッキアップする前にホイールナットをゆるめるのは忘れないようにしましょう。

ジャッキアップ

まずジャッキアップポイントを確認します。車のマニュアルに書いてあります。マニュアルを見なくても車の床下潜り込むとなんとなくわかるようになっていることが多いです。
まずはジャッキを手で回します。ジャッキには溝がついていて、それが車のジャッキアップポイントに食い込むようになっているはず。手で回した状態で食い込ませてください。ポイントが合っていれば抵抗無く回るはずです。抵抗がある場合は微妙にずれていたりそもそもずれているということなので確認してください。
ジャッキがきちんと食い込めば手で回しても車が少し上に上がることが実感できると思います。そこでおもむろにハンドルを回します。私は右利きなのでこういうフォーメーションで回しています。
車 左手↓右手↑
この時軍手をしておいた方がいいです。慣れないとアスファルトに手をこすりつけてしまいます。意外と痛いです。最初は左手を支店にして右手を回す感じでやりましょう。慣れてきたら右手左手を前後逆に動かすようにするとさくさく回るようになります。
回しても最初のうちはタイヤが宙に浮きません。それは車にサスペンションがついているから。まずバネとかショックアブソーバーが伸びてそれからタイヤが上がります。


どのくらいの高さまでジャッキアップすればよいか?これが悩みどころです。低すぎても高すぎても次の作業が大変になる。私はタイヤが宙に浮いて3〜5cmくらい余裕がある状態を目安にしているかなぁ。いや、もっとかなぁ。計ったこと無い。

タイヤ(ホイール)をはずす

十字レンチ大活躍。単にナットをはずすだけです。十字レンチはナットがある程度ゆるむと片方を軽く押しただけでくるくる回ってくれます。きもちいいですよ〜。
ナットを全部はずしたらまとめてどこかに置いておきましょう。なくすと面倒です。
で、おもむろにタイヤをはずします。ちょっと重いです。車によってはかなり重いです。この作業をする時にタイヤのしたにスペースが無いと斜めにできなくて難儀します。
タイヤは靴の裏みたいなものなので何を踏んでいるかわかりません。汚れてもいい格好をしてくださいね。

タイヤ(ホイール)をつける

交換後のタイヤを車に組み付けます。ここが一番大変。車側のボルトの位置とホイール側の穴の位置を合わせなければなりません。この時もタイヤの下にスペースが無いと苦労します。
うまいこと穴にはまったらナットを付けます。先ほどはずしたナットをそのまま付けるパターンと別の種類のナットを付けるパターンがあります。作業自体はどっちも同じ。
これも教習所で習っていると思いますが、対角線をなぞる順番で締めてください。これ以上締まらないところまで締めても全部のナットを締め終わるとまた少し締まるようになります。1周して全てのナットがこれ以上締められないという状況になるまで締めてください。

ジャッキダウン

ジャッキアップと同じ要領です。アップよりも慣れるまで時間かかったかも。全部のタイヤ交換が終わっていないのなら、ジャッキを車の下から抜ける高さになったらそのまま次のジャッキアップポイントに持っていきましょうね。わざわざ一番小さくしてやっていた時期がありました。ばかですね〜。




こんな感じを4回繰り返せば終わります。小一時間ですね。確かにお金払ってやってもらってもいいかなと思うくらいの作業量。でも車にタイヤを積むのが大変なんで、それをやらなくて済むんだったら自分でやったほうがいいやと私は思ってしまいます。
さて、タイヤ交換のついでにやる作業もあります。手間は多少増えますがこの時にやると効率がいい。

タイヤローテーション

今の車はほとんどラジアルタイヤなので、ローテーションは左側前後の入れ替えと右側前後の入れ替えです。私はタイヤをはずした後にガムテープに「RF、RR、LF、LR」ともともとついていた場所を書いておきます。次に組み付ける時にRFは右後ろへ…みたいな感じでローテーションしています。

空気圧調整

最近セルフのスタンドが増えちまって、自分でできるようにしています。必要な機材は空気入れと空気圧チェッカー。




アフィリエイトサイトみたいな記事が書いてみたくて書きました。たぶんこのテーマで書くのは2回目だと思う。前回より上達しているのかなぁ。まぁどうせ売れるとは思っていないのですが(笑)。

*1:万一ジャッキがはずれた場合に怪我をする確率が高い