日経ビジネス感想その1 菱刈鉱山

住友金属鉱山 菱刈鉱山
Wikipeda 菱刈鉱山
推定埋蔵量150トン。現在毎年7.5トンを生産。ということは20年は掘り続けられる計算だが、推定埋蔵量はここ数年変わっていない。つまり新しい鉱脈が見つかり続けている。
金の価格は10Kgで時価2750万円。1トンで27億500万円。つまり4125億円が地下に埋まっていることになる。実際には掘り出すコストがかかるのでそうはうまくいかないが…。
現在は日本唯一の商業鉱山らしいですね。ちょっと前までは豊羽鉱山という著名な鉱山があったけれど掘り尽くしてしまったとのこと。
Wikipedia 豊羽鉱山
しかし、ここも「今の技術で掘れる部分は掘り尽くした」ということなので、いずれ技術革新が起こってかつ資源の価格が高騰してペイするようになったら再度操業を始めることもあり得ます。インジウムの生産は世界一だったってのはなぁ。不思議な話。


日本は資源がないない言っているけれどある物はある。硫黄なんかたくさんあるし、価格が上昇すれば海底に眠る熱水鉱床だって使えるようになるかも知れないし、なにより膨大な蓄積の都市鉱山があります。