オタクのこだわり

なんとなくオタクってこだわりだと思うんですよね。世間一般ではどうでもいい細かいところにこだわっていたり、どうでもいい物をこだわって集めていたり、どうでもいいというよりもむしろ捨てちゃった方がいいポリシーをこだわって貫いてみたり…。
自分ってオタクなんだなぁと改めて思いました。
うっかり本を買ってしまった。

あなたにここにいて欲しい (講談社文庫)

あなたにここにいて欲しい (講談社文庫)

まだ読んでいない本があるのに買ってしまった。なぜかって?一冊105円だったからさ。
今俺は新井素子にこだわっています。というかこだわることに決めました。特に意味はありません。こうなってくると「扉を開けて」を読みたくなった。初めて読んだ新井素子作品がたぶんそれ。あらすじ良く覚えていないけれどラストシーンは鮮明に覚えている。だって、ねぇ、ほら。
なのに、ブレイブストーリー読んで「扉を開けて」みたいだなとか思ったり。それが別にオリジナルのああいうストーリーではないんだけど俺にとってはオリジナルみたいな物なんですよ。オズの魔法使いだってそんな系統だしなぁ。
そうそう、ずっと探しているのが48億の妄想。まだみつからねぇ。ネットだったらさくっと見つかるんだけど、本屋で見つけるのが俺のこだわり。だって、入手困難な物にふと巡り会った時の感動ってすごいじゃないですか。もう手に入れることなんてどうでもいいくらい感動する。その瞬間が容易に実現してしまうのはそれはそれで悲しい。
扉を開けて (コバルト文庫)

扉を開けて (コバルト文庫)

48億の妄想 (文春文庫)

48億の妄想 (文春文庫)

48億の妄想もあんまり内容覚えてないんです。鮮明に覚えているのが、確かヒロインの女の子が笑って泣くところ。今の言葉で言う萌えたとかそういうんじゃなくて、「俺はこうなりたい!」と思っちゃったんだよね。ものすごく影響を受けた。で、それは今でも残っている。俺は筒井康隆の影響を強く受けていると思うけれど、それ以上に筒井康隆作品の作中人物に強く影響を受けていると思います。