高橋留美子著『うる星やつら15巻・16巻』倒錯した世界

これが今日の3本目の記事。Web拍手返事と読書感想文二本で1セットということです(笑)。舌の根も乾かぬうちにというよりも今日の構成決めてから書きはじめました。だから珍しく大見出しが先に決まった。


今回のラムちゃん皆川亮二さんと荒川弘さん。特徴はあるけれど普通にラムちゃんです。
うる星やつら15巻は語り出すと止まらないんだなぁ、これが。ほんとにこまっちまう…。なので意識して短く。でも16巻の感想は無しの方向で。


とにかく藤波竜之介とその父。この二人がいたからうる星やつらは34巻まで続いた。私はそう確信しています。15巻以降暴力的なシーンが格段に増えます。殴る蹴るはあたりまえ。実写版を作ったらえらいことになるでしょう。
そして、もう一つ。本格的に倒錯した性の世界が展開されるようになった。それはらんま1/2まで続きます。


「俺は女だ!」


このセリフが象徴する世界です。作中人物に感情移入するととても笑い事ではない不幸な状況なのですが笑えちゃんだなぁ。




15巻98ページ、99ページの見開き。今まで読んだ漫画の中で一番怖くて一番笑ったページかもしれないです。そりゃ全員髪の毛白くなるよ…。