21巻感想
- 作者: 赤松健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/17
- メディア: コミック
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私はネットに漫画やら小説やらの感想を書いていますが、もともとイマイチその話にのめり込めないタチです。一歩引いたところから見ているみたいな感じになりがちです。新書系の本の感想と同じ感覚で書くことがほとんどです。
おそらく同じスタンスで感想を書いていらっしゃる方もネットにはたくさんいらっしゃるとは思うのですが、適当に見て回った範囲ではそういうサイトは割と少ないのでちょっと不安です。
21巻は魔法世界でのお話ではありますが、メンバーが一緒だし、麻帆良学園でも魔法は使われているのであまり違和感が無いです。この巻のポイントとしては2点挙げられるかと思います。
- 今までスポットが当たる事が少なかったキャラに活躍の場を与える
魔法世界に飛ばされてばらばらにすることでそれがやりやすくなったんじゃないかと思います。
- 明日菜の力
彼女の力は制約を設けないとこの物語のバランスを完全に崩すな。だから彼女がメインヒロインなんだろうけれど…。
私が読む限り、この漫画はその見た目とは裏腹だと思えます。由緒正しい少年漫画の筋立てなんですよね。もちろんわくわくどきどきしますけれど安心して読めます。何か問題が起こってもそれを解決する力を持つキャラが配置されています。そして物語を導くキャラもちゃんと用意されています。「萌え」と「データベース的設定」ばっかりがクローズアップされているけれど、それをさっぴいても十分すぎるほど面白いお話だと私は思いますよ。
短いですがここにネギま!感想を読みに来るという需要はあまり無いと思いますのでこのくらいで…。関連記事を今日書いてそれをメインにするかも知れません。