これから「考察記事」を書くみなさまへ

単なる自意識過剰だとは思うのですが、このネタを書く時にはいい加減多少は影響力を考えた方がいいかなぁと思い、あえてリンクは貼らずに一般論で書きます。
最近、ようやくハヤテ関連で書評チックな記事を頻繁に見かけるようになりました。それを書いている皆様がどういう思い出書いているのかは想像することもできないですが、もしかすると私がかつて歩いた道をたどったり、私が歩いたすぐ脇の藪をかき分けようとしていたりする人もいらっしゃるかもしれませんね。もちろん、私がまだ知らない方向に歩き出そうとしている人もいらっしゃるはずですが。


私がこの漫画を初めて読んだのは2005/8/20です。最初の長文を書いたのは2005/11/18〜2005/11/27でした。約3ヶ月。そもそもなんで10日間にもまたがるような長文感想を書こうと思ったかというと、『ハヤテのごとく!』という漫画のどこが面白いのかわからなかったからなんですよ。わかってないのに面白い。どこかに面白い理由が隠れているはずだと思ったんですよね。最初の3ヶ月では要素を列挙しました。この漫画で面白いと感じる事ができそうな点を逐一挙げてみた。でも、その方法じゃ、少なくとも私には何が面白いのかを理解させることはできなかったんですね。
他の本について書いた感想文を読むとわかるかもしれないんですが、私には要素を一点突破して「面白い」という傾向があります。ところが『ハヤテのごとく!』にはどうやらそれは通じないということがわかった。
ひとそれぞれ感じるところは違うとは思うのですが、要素から攻めても私を納得させるような「面白い理由」はでてこないです。なぜなら、自分で列挙して自分で論破しているから(笑)。
なにかみつけても必ず「それだけじゃないだろ?」ってのが出てきちゃうんですよ。困ったことに…。


私の場合、ネックであり最大のヒントになっていたのはやっぱりマリアさんですねぇ。彼女がメインヒロインってのがどうにも納得いかなくてね。それをうまく説明できないと面白さを理解したことにならないんじゃないかと思えたんですよね。私の場合は結果的にそれができましたけれど…。




もしルートや言葉が違っても私と同じ結論に達する人が出てくるといいなぁと思う今日この頃です。