水野良著『ロードス島戦記』

おそらくは「古典」といってもいいような作品だと思うのですが、私は読んだことがありませんでした。友人に勧められてようやく1冊だけ読んでみました。
指輪物語よりこっちを先に読むべきだったかな?指輪物語の世界が下敷きになっているってことがとてもわかりやすいです。だからつまらないかというとそんなことはなくとっても面白い小説でした。おそらくゲームとしても面白いんだろうなと思います。
ゲームという制約があり、登場人物それぞれの能力や成長の方向性がある属性に縛られているという感はありますが、それも他の小説と何ら変わりはないわけですよね。逆にそれこそがキャラクターの属性ということになるんでしょう。


余談ですが、この小説を読んだ機会に、テーブルトークRPGのプレイ経験がある友だちからいったいどういうものなのかレクチャーを受けました。それを踏まえて一つの仮説ができたのでそのうちここに書くことになると思います。


次の巻も読もうと思っています。