170話感想 とても珍しい展開
という企画をやっています。
また、このサイトの読者様とのオフ会も企画中です。
さて、表題の件。
「この漫画では」という但し書き付きです。普通は当たり前のことが珍しい漫画ですから…。
扉絵
泉ちゃん。作者はこの子書きやすいと思っているような気がするんですがどうなんでしょうか?手放しで可愛いと思える絵が多いです。
サブタイトル
今週のは何がなんだかさっぱりわかりません。
あらすじ
相変わらず読んでも中身とリンクしていない。そういう漫画。
仮想今週の一コマ
9ページ目(P123)最後のコマのいいんちょさん。説明はまとめで…。
まとめ
この漫画における執事って言うのはそういう存在なのかなと…。いえ、虎鉄君の話は後なのでハヤテ君の方です。みられちゃいやだとは言っても、同じ部屋にいるのに泉ちゃんは平気で着替えるんですね。つまり、男として意識されていないと…。
これはハヤテのナギに対する意識の裏返しですねぇ。ハヤテはナギを女性として見ていない。その要因としては年齢の壁ってのが大きいけれど、主従の壁もあるってことじゃないでしょうか。となると、さらにややこしい話です。ナギが大きくなってハヤテにとって魅力的な女性になれば済む話では無くなってしまうので…。
そんなナギとマリアさん、この漫画のメインヒロイン二人はこの漫画がこういう展開をする場合の定位置におさまっていました。こういうのを見るとやっぱりアニメの展開の方がわかりやすいなぁと思いますね。主人公とヒロインがはっきりしている。でも、アニメのマリアさんは完全に脇役のまま終わってしまいましたが…。
さて、問題の虎鉄君。
瀬川虎鉄16才、ってことですか?そういえば執事は貴族の長男がなるって言う話をしていましたねぇ。借金抱えた身よりのない若者がなれるような職業ではないんですね(笑)。
こういうのはすごく久しぶりです。珍しい。ハヤテ入学のエピソード以来ですよ。
主人公、あるいは他の登場人物と読者が同時に驚くってパターンは…。
上の記事で書いたこととリンクしますが、畑健二郎さんという漫画家は、通常なら秘密にしておくことを先に読者に知らせる癖があります。その背景には、「行き当たりばったりで漫画を描いているわけではない」という強烈な自負があるという穿った見方をしているのですがあたっているかどうか…。それはともかく、設定を隠さない。ヒナギクさんが実の両親とは暮らしていないことだって速攻ばらすし、ヒナギクさんと西沢さんがいずれ友人関係になることも出会ってすぐにばらしています。伏線は少ないけれど予定がたくさんあると言われる所以です。
ぶっちゃけた話をすると、私自身はこういう普通の展開だけだったらこの漫画にはまってないと思います。たまーにこういうこともして、普段は惜しげもなくというかどこかネジが飛んでいるような勢いで自らネタバレをしていくってのが好きですねぇ。
この辺りの好みは人それぞれなので他の人はどう思っていらっしゃるのでしょうか?
今日はこの辺で…。
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