綾瀬駅の醍醐味は特殊取扱にあり!

【鉄道ファン必見】レアもの集う 「綾瀬駅」に注目!
甘い。甘いぞ!毎日綾瀬を通っていると他にももっといろいろなことがある!何よりも熱いのは特殊取扱だ!


と、その話は最後に書くとして、まず細かい話。
5000系の話がでてるけれど、千代田線開業時に走っていたのは5000系なんですよね。記憶が正しければ5連だった。6000系が出そろうまで5000系の5+5連が走っていたはず。
その6000系北綾瀬支線を走っているのは足回り改造されていてチョッパ制御になってなかったんじゃなかったかな?見てくれだけの6000系。車番も6000-1〜6000-3というとってつけたような番号。
その北綾瀬支線ですが、今は0番線からでているけれど、開業当初は2番線発着をしていました。つまり、0番線ができたのは千代田線が開業してからだとものすごく後の話。屋根もついていなくて雨ざらしになっていました。何に使う気なのだろうと思っていた子供の頃の俺…。
快速線を走る列車もいろいろ書いてありますが、EF65重連はなかなか迫力があります。重連っていっても回送を兼ねているだけかもしれませんけれどね。


さて、ここからは記事に書かれていない話。
まず、夜の綾瀬駅
時刻表マニアには有名でしょうが、我孫子方から来る綾瀬止まりがたくさん走っています。メトロ車両の入庫を兼ねていると思うのですが営業運転をしています。がらがらです。でも代々木上原行きもがらがらです(笑)。
もう一つ。今はなくなっちゃいましたが、綾瀬で車両交換する電車が1本ありました。地下鉄から綾瀬行きに乗って綾瀬に到着すると向かい側のホームに空っぽの電車が待っているというパラダイス。ほんと、パラダイスとしか言いようがなかったね。


それでは最後に朝の綾瀬駅
東京メトロのサイトで構内図を見ながらご確認下さい…
まずホームの使用法から。
4番線は我孫子方面行きと綾瀬止まりの列車が北千住方より到着します。これはあたりまえ。
で、代々木上原方面行きの列車は何番線を使うかというと、1番線、2番線、3番線をすべて使います。
まず1番線はごく普通。A線の本線です。2番線は1番線と交互発着するために使います。どういうことかというと、すべての列車が綾瀬で時間調整をするんです。1番線に列車が入っている時には次の列車は2番線に入る。この時の横断はなかなか萌えます。でも北綾瀬行きとかぶったりすると待たされることもあります。2番線に列車が収まって1番線から列車が出発するとその次の列車は1番線に入ります。ダイヤが乱れると1番線の信号が青になる前に2番線に列車が進入することがあります。もちろん逆も。よくあることです。
その時に発生するのが特殊取扱です。
信号が赤=発車できる状態ではない、にもかかわらずドアを閉めます。そうすることによって後から来た電車から先発の電車に乗り移る人がでるのを防ぎ、電車の遅延を防止します。北千住と町屋でやっている「ブザーが鳴り終わったら問答無用でドア締め」と同じ理屈ですね。
これは毎日見られる物ではなく混んでいる時だけです。しかも、列車の混雑具合によっては逆に向かいの電車が先に発車することを案内して混雑の平準化を図ることもあります。ものすごくマニュアルな運用です(笑)。
最後に3番線。これは想像つくと思いますが、朝のラッシュピーク時に何本か設定されている綾瀬始発に乗る人のために使われています。まず3番線のドアを開けて座ってもらい、そのあと2番線のドアを開ける、そういう運用。1番線、2番線に行列ができるのを防ぐためですね。


朝の常磐線・千代田線は松戸でも変なことをやっているし趣味的には面白いと思います。しかし、そこは戦場。最盛期に比べればがらがらといってもいい状況とはいえ、未だにちょっと気を抜くと怪我をすることもあるということは忘れないようにしましょう。