1,000,000PVを越えていました

朝起きたら越えていました。5月中に越えることは無いと思っていたのでびっくりです。
今月はかなり面白い動きでした。そのまとめはいつものように来週末の需要がない月例記事でやります(Google Analyticsはてなカウンターのデータが出そろうまで書かない。週末でないと時間がないので書けない)。
なーんか企画思い付かないかなぁと悩んでいるのですが思い付きません。
なので、書こう書こうと思って放置している『tanabeebanatの日記』の歩みを記憶だけで頼るダイジェスト版で書いてみようかと思いました。あれ書いているといかに自分の記憶が頼りない物かよくわかるので今日のこの記事には正確性は求めないで下さい(笑)。


ここに日記を書き始めたのは2005/5/17のことでしたが、カウンターを付けたのは2005/8/24でした。書き始めた時に他のサイトからリンク貼られたらカウンターを付けようと決めていて、それを確認したのがその日だったんですね。誰にも言わず、自分からコメントしたりトラックバックすることもせずにリンクが貼られるまでは3ヶ月くらいかかったんだなぁ。カウンタつけるついでにGoogle Adsenseとアマゾンのアカウント作って「ネットで簡単にお小遣い稼ぎ♪」を実践してみることにしました。全然儲かりません。だまされました。2005/9一月で1セントです。
たまたまそのちょっと前に『ハヤテのごとく!』という漫画と出会いました。日記といっても書くこと無いから読んだ本の感想もここに書こうと思っていたのですが、その漫画の感想がどうもうまく書けない。書いても書いても書き足りない。少なくとも自分自身が理解できる形で作品を説明することができない。まずいなぁと思いましたよ(笑)。俺が感じたのと同じ事を感じている人はいるっぽいんだけれど、それを説明している文章がどこにもない。この漫画にはまだ誰も言葉では表現できていない新しい要素があるんじゃないか?なーんて思っちゃってね。それが最初の転機でした。


よく知らない漫画の世界についていろいろ書くにあたって、今までは全く興味がなかった感想サイトをいろいろ廻りコメントしてみたりトラックバックしてみたりしました。それで少しずつ読む人が増えてきました。


魔法先生ネギま!』が第2の転機だな。他の漫画の感想を書いてそれをその作品のファンが読みに来てくれた。ネットで何か書くのっておもしれーなーと思えてきました。


続いて第3の転機。それは発作的な退職とともにやってきました。『涼宮ハルヒの憂鬱』。未だにこのサイトを代表する読書感想文だと思っています。ハヤテ感想とこれがこのサイトのスタイル、というか差別化ポイントになったんだな。当然ネットにある文章をすべて読んだわけじゃないけれど、本の感想をこういう切り口で書いている人はほとんどいないと思います。ニュースサイトというサイトの存在をしったのもそれがきっかけでした。1日に1000PV越えちゃうんだもん。びっくりですよ。世の中にはすごいサイトがあるんだなぁと思いました。でも、そのサイトは今ではNot Found。流れが速い…。


第4の転機はその直後やってきました。検索エンジン誤爆。その誤爆をうけた時、それがこのサイトの運命を決定づけるとは思いませんでしたよ。データ残っていないんだよなぁ。確か一日10に届くかどうかっていうレベルだったと思う。当時としては異常に多い検索キーワードだった。それを膨らませてその年に検索エンジン経由だけで4桁を経験することになりました。
それを受けてっていうわけではなく、もともと1年経ったら不人気サイトの現状を実際の数字を挙げて書こうと思っていたのでまとめてみました。もしかしたらそっちで読みに来る人増えるかなぁと思ったけれど全く需要はなく…(笑)。いい機会だったのでGoogle Analyticsを導入してみました。


2006/10には個人ニュースサイト最大手の一角、カトゆー家断絶からリンクをされたりしましたが、それって涼宮ハルヒがらみの記事だったんですよね。不思議な感じ。そのころは暇に任せていろいろ書いてたからなぁ。
次の転機は2006/11/11でした。思いつきで書いた記事が思いもかけず大勢に読んでもらえたので鉱脈の存在を確認しました。このサイトにとって2つ目の大鉱脈でした。


2006/12は読者サービスに使いました。俺はニーズに応えた記事を書くのが嫌いなのですが、この1ヶ月は自分を捨て需要がありそうな記事を中心に書き続けました。半年後を見据えた仕込みですね。これやっているときに「ああ、ここってブログじゃないよなぁ」と思いましたよ。その日読んで面白い記事じゃないもん。必要な人が必要に応じて読みに来る記事だもん。
そのタイミングでハヤテのごとく!アニメ化情報のリークがあったのには参りました。書くことが増えすぎた。読みに来る人も増えた。その頃初めて読みに来た人はこのサイトのカオスっぷりに「なんじゃここは?」と思ったでしょうね。


年が明けて、そろそろ働かなきゃまずいなと…。うまいこと仕事がみつかって働き出す前日に、おそらく本当に更新をやめる時には書けないであろうご挨拶を書きました。
その直後に「スーパーハイブリッド」って言葉が降って来ちゃったんだよなぁ。116話がトリガーだったんだけれど環境変わったからってのもたぶんあるんだと思います。今はそれほど読みに来る人多くないけれど5年〜10年後に期待しています(笑)。


その後、あまり動きがありません。他のサイトに紹介されることが多くなったけれど、それは単に母集団となる読者が増えたからってだけの話だと思います。夏休みには期間限定人気サイトになることも確認できましたが、冬に仕込んだこと。新味はありません。
誰にも知らせずに自分でも読めない無意味な名前で書き始め、ネットでのコミュニケーションには積極的ではなくむしろ拒絶よりのスタンスでここまで来てしまいました。
たぶんこれからもここに書き続ける限りはそのスタンスは基本的に変わらないと思います。演技しているつもりでいるのに後で読み返すと自分の人間性がよく出ていて怖いですねぇ…。
数字だけを見ると大勢読みに来ているようにみえるけれど、実態は全く別の目的を持つ人が何グループかいてそれ以外のコンテンツには興味を持たずに立ち去っていくという変わったタイプのサイトです。


百万か…ユニークでは少ないとはいえ数十万の後半。日本の人口のコンマ数パーセントが読みに来ている。実感わかないな。
これまで読みに来て下さったすべての方に感謝するとともに、定期的に読みに来る人の期待にはそぐわない記事を書き続けることをお詫び致します。