『ハヤテのごとく!』にハマるメカニズム

俺は違う流れだったんですが、こんな感じ何じゃないかなぁと…


きっかけはなんでもいい。キャラに萌えたっていいし、細かいパロディネタが気になったんでもいい、ギャグがツボに来たっていいし、ストーリーに感動したんだってもちろんかまわない。


そこで止まったらただのファン。おそらく他にもたくさんある好きな作品と同列なはず。いずれ飽きちゃう。忘れちゃう。
そこから一歩踏み込んでハマる、言い換えると信者になるにはもう一押し必要だと思います。


それは、「別の面をかいま見てしまう」というイベントです。


この記事の前半にも書いたように、この漫画には本当にいろいろな要素が詰め込まれています。その中にはその人が一読しただけでは気づかないような物もあります。それに気づいて、ああ、別の面もあるんだぁと気づいた時はまっちゃうんじゃないかと思うんですよね。


これは別に『ハヤテのごとく!』に限った話では無いと思う。他の漫画だって、小説だってそうなんじゃないかな?もっと広くすると歌だって…。誰が読んでも同じ感想を持つような作品よりも、読む人によって、あるいは読む時の心持ちによって全く違う顔を見せる作品の方がよりハマりやすい。そんな風に思っています。


考えればそれは当然の真理。


異性を好きになるパターンで意外な一面を見て…ってのがあるじゃないですか(笑)。それと同じ。で、その意外な一面を知っているのが自分だけかも知れないと思っちゃったりしたら…。あーあって感じですよね…。


話がそれました。




俺はここにたくさんの感想を書いています。その中でも漫画やラノベと言った、今人気はあるけれど一般的にはあまり評価が高くないジャンルに分類される作品の感想を書く時に心がけていることがあります。


それは、別の顔を見つけてそれを書こうと努力すること。


実力が実力なのでできるできないってのは別だし、自分でできていると思っていても読む人にとっては「なんだかなぁ」ってこともあるかもしれない。それでも心がけています。それに意味があるかどうかではない。自分がやりたいからやっているのです。