感想を書く時に他作品引用をしないことを課している理由

絶対しないというわけではありません。バリバリしているのも多数あります。それでも「極力」他作品引用はしないように心がけています。
それは最初から。
このサイトで「感想文を書く」ことを意図して書いた文章をはじめてアップロードしたのは2005/9/4のことでした。題材はおそろしいことに「筒井康隆著 虚航船団
しかも、この小説の感想を他作品引用をせずに書いてみたんですよねぇ。難しいのなんの。たまりませんよ。


無茶しました…。でも、無茶したのには理由があります。それは、ネットでも書籍でも目にする感想やら批評やらには他作品引用を多用している物が多すぎると感じていたからです。
本をたくさん読んでいる人が読む分にはいいんですけれどね、私みたいに普通は読んでいる本を読んでいない人にとってはそれじゃなんだかわからないのですよ。意味不明な文章としか捉えようがない。


ここに感想を書く以上、うっかり迷い込んで読んでしまっている人にそういう思いをさせたくないという思いがあります。それが一つ
その後、子供向けの感想文などという柄にもないことをはじめてみて感じたのは、読書感想文の難しさです。子供の頃って今の俺以上に他の本を読んでいないはず。一般的には。だからね、バックボーンに何かがあるのはしょうがないとしても、表面上はその本だけの感想とみえるようにしなきゃいけないと思ったんですよ。これがまた難しいんだなぁ。


小説だろうと漫画だろうとラノベだろうとアニメだろうと、極力他作品引用は避けるように努力はしています。しかし、実際にはしまくっていますねぇ。いかんですねぇ。だって、書きやすいんだもん。その方が。




今日書く漫画の感想は、前半に単体感想、後半に比較感想という形式にします。そうしないとわからないことを書きます。


そうです。前にもほとんど同じ事を何度か書いていますがなぜ今日また書いたのか。
いいわけですよ。いいわけ…。