「理想の職場」って何??

グーグルをはじめとする「理想の職場」、5つの現実
理想なんて人それぞれ違うんだからすべての人にとって理想の職場なんて無いね。
ひたすら新しいことをやり続けたい人にとっての理想の職場は、毎日ルーティンワークをこなし続けていたい人にとっては地獄のような職場だろうし逆もまたそう。
おそらく、プログラマーをはじめとするIT系の仕事をしている人の場合は、なんかこうワクワクするような仕事をしたいみたいな気持ちもあるでしょうが、やってみればわかるけれどそんな仕事はめったにないわけでして(笑)。
プログラマーにとってクリエイティブ(この言葉意味不明で嫌いなんだけれどなんとなく侮蔑の意味で使ってみる)な仕事をしている瞬間っていつか?問われてみると、俺の場合はほとんどがトイレにいる時とかたばこを吸っている時とか行き帰りに電車の中でぼーっとしている時なんですよねぇ。人それぞれ違うんだろうけれど、俺の場合はPCに向かった瞬間には既に楽しい時間は終わっていて退屈なコーディングフェイズになっています。5分で思い付いたロジックを何時間もかけて実装してテストしてって……。ルーティンワーク以外の何者でもないです。でも、そこで思いもしなかった問題が起こることがあって、それが楽しいですね。本当に思ったとおりに動いちゃったらつまらない。


自分が身を置いているのでプログラマーを例にしてみましたが、他の仕事でも多かれ少なかれ同じ事が言えると思うのですよ。なにかをやってお金をもらえるって事は、誰もできないことをするか、人がやりたがらないことをするってことですから。前者ができる人は圧倒的に少ないのですよ。ほとんどの人が後者。
前者だって安心はできませんよ。たとえば教師や医者や弁護士。数が少ないうちは資格を持っているだけで商売になるけれど多くなるとむしろ慈善事業に近くなっていく。もっとわかりやすい例だと車の運転手だな。運転免許を持っている人の数が限られていれば車を運転できるってだけでそれなりの高収入が得られたんだろうけれどねぇ……。


書いているうちにどんどん横道に逸れていきましたが、職場環境とキャリアパスってのはまた別の話。その企業の中でどういう役割をアサインされるかってのには運もある。自分では決められない要素もある。そこでどういう人と一緒に仕事をするかってのももちろん運がある。実力とバイタリティがあればそれを克服できますけれどやっぱり運は大事。




就職活動シーズンは終わったのかな?よくわからないけれど……。どういう職種に就くかによりますけれど、その企業に一生身を置くって言う考え方もあるし、最初の会社で手に職付けて……っていう考え方もある。そのあたりは人それぞれの考え方の違い。まぁいえることは、世間一般の評判とかはあまりあてにならないってことだ。ブラック企業とか言われるところが向いている人だって世の中にはいるし、超優良企業と呼ばれているところがとてつもなく退屈で耐えられない人だっているんだからね。