赤松健著『魔法先生ネギま!』23巻

魔法先生ネギま!(23) (講談社コミックス)

魔法先生ネギま!(23) (講談社コミックス)

感想を書けと言われても困りますね。面白かったです。
魔法世界でバラバラになった生徒、先生、関係者が合流するお話です。




2行ってのもさびしいので蛇足をだらだら書いてみます(笑)。


この作りをみるとそれぞれの登場人物がそれぞれ自分の物語の主役になっている様に見えますよね。一人一人持っている能力も方向性も違っていて、複雑に絡み合っているようにみえますね。
では、これが俺の言う「スーパーハイブリッド」なお話なのかというと、そうではないと思うのですよ。
なぜか?理由は簡単です。
登場人物たちが共通の目標に向かっているからです。
くどいけれど勘違いされるといやなので口酸っぱく言っておくと、これがだめだ!と言っているのではないです。むしろこっちの方がいいんです。こっちの方が面白いんです。ただ、普通に面白いんですよ。プラス面で言うと新しい物が生まれるという高揚感、マイナス面でいうと破綻するのではないかという危惧、そういう「怖さ」を感じない。手堅い物語にみえるんです。


ネギま!ってのは登場人物それぞれにファンがついていて、自分が好きな女の子を掘り下げて読むって楽しみ方もあるみたいですが、私はそういう読み方をするのが苦手、要は感情移入するのが下手なので、話の筋を追っているだけって感じです。そういう読み方をすると、この漫画、王道を行く少年漫画に見えるんですよねぇ。


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暫定版で放置状態だったので晒し上げ〜