かわいい模様がついていれば売れる。かもしれない……

久米田康治さんの意図がそこにあったのかどうかはわかりませんが、確かにそういう一面はあるなぁと思いました。



漫画の感想を多く書く割にはそっち系の文化を実は知らない私から見ると、この絵はかわいい模様なんですよねぇ。あきたこまちの方は女の子よりも花や稲穂そしてうぐいすがきれいに描かれていて感心してしまった。いちごの方はもしかしたら女児向け?と思ってしまった。
要は差別化。ほとんどの消費者にとっては誰が描いたかではなく何が描かれているかだけが情報として意味があるのです。描いた人の意識がどうあろうとそういう物だと思います。この絵を見て描いた人の活躍分野とか背景とかまで考えを巡らす人よりも「かわいい模様の袋に入ったお米」と思う人の方がはるかに多いんじゃないかなぁ。


今はまだこちら系のデザインが差別化要因になっている。だから使った。そういうことなのではないかと私は考えています。