店単体で見ると神保町や秋葉原のすごさは見えませんね

俺が大好きな神保町。一番規模が大きい三省堂本店でもたいしたことはない。小さい書店が集まっている街。ただ、それでもやっぱり、古書はもちろん新刊書でも日本で最も充実している街だと俺は思います。
理由としてまずは、それぞれの書店で得意分野を持っていると言うことが挙げられますね。
新刊全般は三省堂。マニア向けは書泉グランデブックマート。俺はグランデ6Fがホームですが……。そして、濃い専門書に異様な強さを見せる東京堂。漫画と言えばコミック高岡。などなど。
そして、もう一つ。それは、小規模店が大量にあることによって、有る店では売り切れている本が他の店では手にはいることが多いという特徴があります。面白いんですよね、これが。発売直後瞬殺食らった本でも、探せばどこかしらにある。むしろその分野を得意としていないような本屋に残っていたりする。


神保町だけでなく、秋葉原でも同じようなことが言えるかも知れません。足で探せば入手困難品でも見つかることがある。そんな予感を抱かせる街になっています。


1店の規模を比較するだけでは見えてこないことだってありますよね。