「あたしブログ」 だめ みたいな

昨日、ある意味あまりに評判なので地雷覚悟で読んでみました。んでここに感想を書いたんですよ。俺がここに感想を書くと言うことは、恐ろしいことに『あたし彼女』という作品のことをわりと気に入ったからに他ならないんです。



読めばわかるのですが、この作品には仕掛けがある。おそらく読めば気づく。気づくところまでいかないで挫折する人が多いだろうけれど(笑)。気づいた上でそれをどう受け止めどう評価するか、それは人それぞれだと思います。
このサイトに上げている素の読書感想文を見れば俺の嗜好はなんとなくばれるんじゃないかと思います。その俺の嗜好からすると、この仕掛けは嫌いじゃない。
あと、それが天然の仕掛けなのか積極的に仕掛けているのかって問題もある。俺は積極的に仕掛けていると感じました。あまりにも不自然。だからすぐに気づくわけですけれどね。こういっちゃなんだけれど、プロの作家だったらもうちっとうまくやるんじゃないかと思ってしまう。で、その不自然さが、この作品を書いたのは実は俺と同じくらいのお年頃の男性なのではないかと邪推したくなる理由でもあります。
邪推ですよ。邪推。なんとなくそう思うだけだから。


そういう目で「あたしブログ」を見てみる。もし気づかないで、あるいはちゃんと読まないで作ったんだったらバカ丸出し(笑)。
みたいな。
もし気づいて、わかった上でやっているとしたら、許せない(笑)。
みたいな。


でも、俺はまた、マイノリティなのかな。みたいな……。