最近の若い人はEBCDICの存在も知らないのかもね

いや、たぶん知らないよね。知る必要ないもん(笑)。




今ではのほほんとブラウザをインターフェースに使ったシステム作ってまーすみたいなことを言ってますがもともとはメインフレームプログラマーしていたので、ASCIIよりもEBCDICの方が馴染んでました。ファイル転送の時もASCIIかJISCIIかでコマンド違ったりしたんだよね。コマンド間違えると「@」の羅列になって笑える。EBCDICのブランクはヘキサで40。そのまま変換しないで転送しちゃうと「@」になっちゃうんですよね。制御文字もたくさんあるけれど、一番注意しなきゃいけないのはSIとSOです。半角と全角の境を示すための制御コード。これの存在を忘れると痛い目に遭う。っていうかSIとSO以外の制御コードは意識したこと無いな。
たまたまファイル転送を使ったPCとの連携みたいなそっちの世界では際物的な仕事を経験させてもらったし、当時もオタクだったから無駄にいろいろ調べたので、比較的ベースとなる知識はあったとは思うんだけれどこっちの世界に降りてきた時はとまどったねぇ。コードでソートかけると数字の方が前に来るんだもん。びっくりですよ(笑)。


こういうのって「知らなくていいじゃん!」じゃなくて、そもそも知る必要がないことです。昔は研修でたたき込まれたけれど今ならそれを仕事にしていても知らなくてもなんとかなる。俺がたたき込まれたコードはEBCDICだったけど。でも、それを知りたくなるのがオタクというものです(笑)。私の場合は文字コードに関して言えば仕事にも多少関係があって役に立つ知識になっていますが、たとえば8086系のマシン語などという趣味としても全く使っていないような知識を本を読んで仕入れたこともありました。それはそれで面白かったし、メインフレームマシン語と脳内比較してみて、ああ、こういう仕組みになっているんだぁと感心することもありましたねぇ。あれ、なんていう本だったかな?どうせもう絶版なんだろうなぁ。コンピュータ本は生ものだから……。