読書感想文 宮沢賢治著『オッペルと象』
- 作者: 宮沢賢治,谷川徹三編
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1951/10/25
- メディア: 文庫
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オッペルというある意味賢い男の前に突然白い象がやってきます。オッペルは象を恐れながらも象をこき使い金儲けをします。しかし、象はだんだんと弱っていき最後には……。
というなんとも今の時代身につまされるお話ですね。自分を雑煮置き換えてみるとサラリーマンはやるせなくなるかもしれません。こんなハッピーエンドはきっとないだろうし。
一読しただけで感想を書こうとしたのだけれどそれができませんでした。その理由はただ1点。最後の1行が余計なんですよ。結局意味がわからなかった。なんで唐突に川が出てくるのかと。さっぱりわからない。わからないってことはそこをとっかかりにして妄想を広げ感想を書けると言うことです。
時間をかければ……ですが……。
ものすごくブラックな印象があるんですけれどねぇ。何がどうブラックなのか全く説明できません。この小説っていうか童話なんだな、の解釈は明日あたりじっくり探してみたくなりました。
とにかく、この話、上っ面だけを読むと一言ですね。
因果応報。