アニメ『とらドラ!』感想 これが釘宮理恵さんの実力なのか……

水曜の夜放送なんですね。ハヤテがこの枠だとアニメの感想はこのタイミングで書くことになるのか。きっついなぁ(笑)。
ああ、今日は『とらドラ!』の感想ですよ。
原作読んでわかっているのにくるねぇ。小説では無理で漫画やアニメだから可能な微妙な表情変化とかねぇ。このラブコメはイライラ系ラブコメですなぁ。そう言う意味では、『めぞん一刻』の影響はたしかにあるのかも知れない。
修学旅行に行ってあんなことになって……ってわかっているのにつらいですよ。来週も見ます。でも、感想を書くかはわかりませんね。面白くなければ感想は書かないけれど面白いからと言って感想を書くかは別の話。アニメや漫画はもともと苦手なメディアだし。


さて、今日はアニメの放送にかこつけて、ちょっと違うことを書こうかと思います。


原作を読んでいて思ったんですよね。大河はゼロの使い魔のルイズなんですよねぇ。ほんとによく似ている。だからね、アニメ見る前に勝手にあの声で脳内再生されていました。で、アニメの情報を見てみたら釘宮理恵さんが声優さんでしょ。ああ、あれなんだな。と勝手に思っていた。


ところがです。
実際にアニメ見てみたら違うんですよ。思っていたのと違う。何が違うのかはわからないけれど違う。感覚的に違うんです。
そうか。大河はルイズでは無いんだな。そんな当たり前のことにようやく気づいたんです。
上にも書いたように逢坂大河というキャラとルイズというキャラは、俺の中で等価でした。小説を読む限りいくら考えてもそこから抜け出せなかった。ところが、アニメで同じ声優さんが演じることによってはじめて2人は違うキャラなんだと理解できました。


釘宮理恵さんが私にはわからないような工夫をして演じ分けているのか、単にたまたま私がそう感じただけなのか、それはわかりません。例えばルイズとナギを同じ声優さんがやっていても違う印象を持つってのはわかるんですよねぇ。もともと自分が捕らえていたキャラが違うから。ところが大河とルイズの場合はそうじゃないのでなるほど声優さんってのはすごいなぁと思った次第です。


この感覚ってアニメを見慣れている人と果たして共有できる物なんでしょうかね。ちょっと興味がある。


でも、原作の大河はおそらくルイズを念頭に置いているとは思うんですよねぇ。違うかなぁ。あまりにも共通点が多いのでやっぱりそこからは離れられません(笑)。