アニメ『とらドラ!』23話 進むべき道 感想

話数が合っているのか自信がなかったり。そうか公式サイト見ればいいのか。
原作を端折った感がありますが、とりあえず川嶋亜美櫛枝実乃梨がそれぞれの気持ちに整理を付けるって話でしょう。原作をもう一度読み返すと恥ずかしいことを書いていることに気づくかも知れないですが、アニメの方が女の子の気持ちをより丁寧に描いているような印象を持っています。特に亜美の気持ちがなぁ。小説は読み飛ばす癖があるので俺の読みが甘いだけなのかも知れませんけど。


書きたかった感想をほぼすべて書いて、ようやく他のサイトや2ちゃんでの感想を読み始めました。亜美についてわだかまりをもってらっしゃる方が多いような印象を持ちました。
俺は、チョコ屋での竜児の言葉で亜美は本当に欲しかった物を既に手に入れていることに気づいたんじゃないかなと解釈しています。恋よりも大事なもの。だから……。
難しいのはどちらかというと実乃梨の方なんですよねぇ。大河と実乃梨は同じ行動論理で動いているように見えるんですよね。自分の気持ちよりも親友の気もちを優先する。その2人の間で差がついたのはなぜか?って事を考えると、しょうもない言い方をすれば「物語の都合?」ってことになっちゃいます。大河がメインヒロインで実乃梨がサブヒロインその1ってこと。ただ、この作品で描かれている架空の世界での論理で言うと一つだけ差があります。


と、ここから書いた話に10巻ネタバレを含んでいたので自重します。アニメしか見ていない人でうっかりここを見ちゃう人もいるかもしれないし。アニメでやらないかもしれない場面なんですがね。来週以降だな。




来週からはアニメの方もエンディングにひた走るんでしょうが、見るの怖いですね(笑)。原作とはちょっと雰囲気が変わるとは思いますが、普通に作れば相当な破壊力を持っていることが容易に想像できます。地獄の引きみたな商業主義に走ったら破壊力は失われるかも知れないけれどそれはやらないんじゃないかなぁ。ここまできたら。


あと2話、かな?うまく行けば何年か経っても語り継がれるような作品になる可能性があるので楽しみでもあり怖くもあり……です。