それでも日本ではiPhoneは売れないと思う

印象じゃなくて売れないと思うんだ。そして、iPhoneが特別なわけではなく、少なくとも日本ではいわゆるスマートフォンという形態の端末はニッチな存在になると俺は思うんだな。
友だちと飲んでいてもこういう話になるんですよ。そう言う場合はむしろ俺はスマートフォン擁護派になるんですけれどね(笑)。新しい機械とかには興味を持たない人たちにとって、10キー+αのインターフェースでネットにアクセスできてメールが送れるってのは本当に使いやすいみたいなんですよね。いちいちちまちまキーボードなんか叩いてられないって言われます。実際自分だってこうやってデスクトップのキーボードだからさくさく入力しているけれど、スマートフォンのキーボードをこんな風に使えるかと言われるとたぶん無理。もしかするとケータイの10キーオペレーションの方がまだ早かったりしてね(笑)。
実際、子供から老人までケータイでメールをしています。こんなに電子メールが普及するとは正直思いませんでした。その普及の影には10キー+αのインタフェースがあると俺は思っています。


この話に関連して……

記事の趣旨と俺が言いたいこととは違うのですが関連はしているので……。
携帯端末の最終形はゲーム機+ケータイになると思いますね。ボタンは絶対必要。だけれどその数は必要最小限にとどめるべき。DSだってタッチパネルはあるけれどボタンだってあるでしょ?ボタンって人に優しいインターフェースなんですよね。なんのかんの言って。




日本のケータイはその最適解に偶然たどり着いた様な気がしています。だってさぁ。仕事ではパソコン(笑)なんて使ったことがない、っていうか使えない人から絵文字付きのメールが来ちゃうんだぜ。なんという敷居の低さ。ありえねぇ。
むろんスマートフォンだって買う人はいるでしょう。スマートフォンじゃなきゃ駄目な人だってきっといるはず。でも、それはニッチで終わるんじゃないかと……。すくなくとも日本では。