読書感想文 畑健二郎著『ハヤテのごとく!』19巻

ハヤテのごとく! 19 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 19 (少年サンデーコミックス)



19巻ですねぇ。次は20巻ですよ。
この流れだとおそらく50巻くらいまでは行くんだろうな。エンディングの日付をどう見積もってもまだ半分来てないと思います。もしかしたら1/3まで到達していなかったりするかも知れませんね。ゴールデンウイークの話が終わったらテンポが変わる可能性もありますけれどね。


当分の間、週刊少年サンデーを支える作品の一つになるんでしょうねぇ。

表紙

このナギはかわいいな。

裏表紙

なんというか、作者には申し訳ないですが地味な人選です(笑)。この先レギュラー化するのかなぁ。この2人は……。

背表紙

ロボット。そういえばエイトは牧村先生と別れたんですよね。まさか、ゴールデンウイーク編で敵として出てくるんじゃ……。

アニメはいいとして、裏側のクラブサンデーがね。小学館もいろいろ模索しているみたいです。やるのは簡単だけれどお金に換えるのがねぇ。ネットはねぇ。

折り返し4コマ

本編とは全く関係ない漫才。これはこれで面白い。

表紙裏

自虐……。アニメ2期は今のところ原作通りを突き進んでいますがこの先どうなることやら……。1クールって事はないんですよね、きっと。

裏表紙裏

やたらと確率が低いカジノゲームが用意されているような気がします。

背表紙裏

……。

中扉

また来た。過去に何が起こったのか。そして、それは物語のポイントなのか、単なるサイドストーリーなのか……。石の話とつながっていると思いますがイマイチ先が読めない。中扉から先を読むってのも変な話なのですが、この漫画はそういう作りになっているのでついついね。

本編

1話(196話)「切なさ炸裂アドベンチャー

美希メインの話。初めてかな?でも、この中で上にも書いたエイトの話とか、アーたんとか、この先の伏線やらなにやらが混ぜ込まれている様な気がします。薫先生のも伏線だよね。たぶん。

2話(197話)「朝早く起きるとちょっと自分がエラくなったような気がする…という気のせい」

この話のナギはかわいいなぁ。やっぱ表情が変わる女の子ってかわいく見えるんだろうな。

3話(198話)「最強の矛と盾は相いれないようにできている」

2話連続ナギが扉絵でしたが、続けて読むと先週の服装をそのまま扉絵で引き継いでいるという。
ハト魔神の話はなぁ。面白いよなぁ。収集つかなくなりそうだけれど。
でも、この話のメインはマリアさん。普段隙を見せない女の子が気を抜いている姿っていいよね(笑)。

4話(199話)「期待通りに行く事などない!!ないのだ!!それは妄想だ!!」

引き続きマリアさん。俺の予想が崩れた一話(笑)。家庭教師だったのかぁ。なるほどね。でも、昔からアテネとは少なくとも間接的には知り合いだったはずなんだよな。まだわからないなぁ。2巻の中扉だっけ?ナギとマリアさんがチェスしていたの。あの伏線がここでようやく回収されました。
髪の毛を下ろしたマリアさんはかわいい。
ここで石由来が初めて出てきます。王玉って名前もここが初出でしたっけ?マリアさんの認識では石は全部で9個。今行方がはっきりしているのは何個だっけ?ハヤテ、愛歌、美琴(ワタル母)、だけか?アーたんは自分で持っているんだっけかな?
本当に9個なのか、って話も含めて、まだわからないことだらけです。アーたんの言葉から、ロイヤルガーデンとつながりがあるんだろうなぁとは思いますがね。
ここでマリアさんはハヤテが石を持っていることを知ったのですが、ナギがそのことを知ったのは今週の話。タイミングの違いに意味があるとは思えないのですが面白いことは面白い。

5話(200話)「重力に魂は引かれても成田から人は飛べる」

人気投票と旅立ちの回。ハムヒナ&生徒会3人娘はこの時日本を出てまだ旅行中です。20話分ってことは約4ヶ月続いているってことか。長いなぁ。
この話単品でみると雪路がかわいいな。大人のラブコメって作中で描かれるんだろうか?

6話(201話)「なんだかんだ言っても人間は愛するよりも愛されたいのだ!」

京橋ヨミさんは今後本編には出てくるんでしょうか?ネットで見ると人気はありそうなんですけれどねぇ。
愛歌さんがメインの話って感じですが、ここでの伏線で今週あの手紙を渡すことになったのかな?ハルさんは海外行かないって言っているけれど、この流れだと咲夜とともにギリシャに合流することになるのかな?
そういえば愛歌さんは石を持っているんですよねぇ。持っていることに何らかの意味があるのかも知れません。ゴールデンウィークの話にも関係してくるかも知れないし、恐らくこの先白皇に転校して来るであろうアテネヒナギクとの関係に影響を及ぼすのかもね。

7話(202話)「おフロ場はラブコメでは戦場 油断すると死ぬ」

そうでない人もいるのかもしれないですが、俺も未だに女性の下着売り場は苦手です。なーんか苦手……。わざわざ行くことはないですが通るだけでもなーんかやだ。
この1件がハヤテとマリアさんの関係に影響を及ぼすとは思えないですが……。

8話(203話)「博打はしない方が儲かる」

ラスベガス編導入部。サキさんかわいいな。この一連の話はサブキャラにスポットを当てるという役割も果たしているかと。

9話(204話)「カゼ引いた…ノド痛い…」

俺も今痛いです。
クラウスがミコノス島に行かなかった理由。そして、飛行機の中のヒナ。さらには文とシャルナ。盛りだくさんです。急病なのに盛りだくさん。

10話(205話)「『ところがどっこい夢じゃありませーん!!』とかは言わない」

ラスベガス編続き。この漫画ならではの未来予測(笑)。

11話(206話)「フリーダムな奴は強い。理不尽に強い」

咲夜が酷い目に遭うというお話。いつも笑いを求めている人がいじられるというのはなかなかこれはどうしておもしろい。

おまけ

見ず知らずの他人って。そうか。この2人は面識無いんだな。うーん。難しいなぁ。日比野文は思い付きキャラらしいのでこの先物語の深いところに絡んでくることはないはずなのですがね。

プロフィール

橘家関係者。まだ描かれていないことがあるのか……。この様子だとそのうちそういう話が出てくるような気がします。

後書き

畑健二郎さんはこの漫画がヒットしても今の場所にとどまるってことはあまり考えていないようですね。毎週いろいろな工夫をしている。最近絵柄を換えはじめているし……。

次号予告

このナギ、かわいいなぁ。次号は7月かぁ。また3ヶ月あいちゃうんですね。長い。

まとめ

この漫画、続けて読むと違う感想を持てますよね。どうでもいいと思った話に何か仕込んであったり。旅行の話は22巻くらいまで続きますが、その中にいくつもの登場人物が違うイベントが仕込まれているので個人的にはあまり飽きません。


延々と感想を書き続けたのでこの辺で終わりにします。